年始の大掃除(という名の自己満足)報告 Part.2

(今回、”大掃除”という表現は全く当てはまってないですが・・・)



Part.1で報告したように、「不知火・壱型丙」を撮り直したワケですが、
調子に乗って色々とポーズ付けてたら、

股関節のA-LOCK、太もも側の接続軸がねじ切れてしまったっ
(どうも軸に対して穴の経がタイト過ぎて上手く太ももロール出来てなかったみたいです)

という事で、修復がてら
(前に一度、他の惨事で股関節をバラした事があるので、今回は慌てず騒がず・・・いや、ショックは今回も特大なんですが)
不知火の股関節がどの様な構造になっているかを紹介してみたいと思います。



まず股関節のA-LOCKを外してみると、こんな感じになってます。

(A-LOCKに太もも側の接続軸が無いのがお分かり頂けるかと・・・)



本体側はこの様に、中に一本のピンがある金具が入ってます。

(接続穴周囲のギザギザが股関節を前後に動かした時のクリック感を生む構造)

ちなみに引っこ抜く際に金具ピンの先端が少し折れてしまってます・・・
(なので、興味本位で引っこ抜いたりしない事をオススメします)


こんな金具が
(先端部分は、前述の通り、折れてしまってます)


こうなって本体側のパーツに入ってます。
(本体側の黒いパーツを外して裏側から撮ってます)

金具の背の部分が左右で背中合わせになって固定されるので、金具が奥に引っ込んだりはしづらい構造です。


A-LOCK側はこんな感じ。


分かり辛いのが申し訳ないんですが、
上の右画像の赤丸部分が空洞になってます。
ここに本体に入ってる金具のピンを差し込む事で、本体と脚は接続されているワケです。


金具のピンの先端には網目状の凹凸があるので(今回そこの部分が折れました・・・)、
容易に抜けない様にはなってます。




この様に接続されてるのが、
「不知火」の股関節が、”ぐらぐらし易い”、”なんだか抜けそう”
と不安になる一因なんじゃないかな?と思われます。

多分、中の金具ピンとA-LOCKの接続穴との間に隙間が生じているか、
本体側のギザギザ(このパーツはかなり硬い材質なので、耐久力は比較的高いと思いますが)が、
股関節を前後させる事で徐々に磨り減っていってるんじゃないかと。


ちなみに以前、
ぐらつくのをなんとかしようと、今回と同じ様に脚を引っこ抜いて、
(・・・結構色々と無茶な事してます)
A-LOCK側の接続部の厚みを増そうと、周囲に瞬間接着剤を塗ってみましたが、
ぐらつかなくなる代わりに、A-LOCKと本体ギザギザの関係がマイルドになってしまったのか
股関節を前後に動かした時のクリック感が無くなってしまいましたので、参考までに。
(失った物は大きいです・・・)



というわけで、
上手く説明出来てる自信は皆無ですが(スイマセン)、
「不知火」の股関節がどうなってるか少しぐらいはお分かり頂けたかな、と。



ここからは余談ですが・・・


今回どの様に修復したかといいますと、
「2007 LIMITED No.3  武御雷 Type-00C + A-LOCK改造お試しパック」に付いてる
改造用のA-LOCKを使いました。
(既に実用的じゃ無くなってしまって、参考にはならないですネ・・・)


残念な事に、
「A-LOCK改造お試しパック」には、「不知火」用の”股関節のA-LOCK”が入っていないので、
(大きさの違う”武御雷用”しか入ってません)
そのまま交換、というワケにはいきません。


そこで、利用出来そうなのを探してみたところ、
A-LOCK両端の接続軸の形状は違うけど、大きさは同一な”武御雷の足首用のA-LOCK
を分解すれば、今回軸が切れてしまったA-LOCKとのニコイチで
なんとかなりそう、という結論に。
(画像無しで非常に分かり辛く申し訳ないんですが・・・)


というワケで後は、
ねじ切れて太もも側に残ってしまってるA-LCOKの接続軸を、ピンバイスを使用して取り出し、
ニコイチにしたA-LOCKで本体と太ももを繋いで修復完了!
なんとか、動かしても大丈夫な「壱型丙」に戻りました。
(壱型丙の紹介ページ、最後の「アルゴス試験小隊」画像は、修復後に撮ってたりします)


・・・ただ、ニコイチにして元のカタチに近いA-LOCKにはなりますが、
同じモノじゃないし、金具のピンが折れてしまってるので、ちょっとした事で抜けちゃいそうなのが難点。



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