2009.02.08(日)

1.<スミ入れ編>

こちらは、素人でそれなりに不器用な私がやってみた、『A3』へのスミ入れ結果の報告になってます。

昔はよくMIA等にスミ入れしていたのに、
A3については「不知火 国連軍仕様」の顔にスミ入れした程度だったんですが、
(愛用してたのは、ガンダムマーカーシリーズの「リアルタッチマーカー リアルタッチグレー2」(画像下側)。
 
 初期の頃は「ガンダムマーカー スミいれ用<グレー>」(画像上側)を使ってましたが、
 ちょっと線が太いし、ハミ出すと容易に消せないので、リアルタッチ〜に変えました)
少し前にBBSの常連さんが投稿してくれたスミ入れ画像に触発されて、
久々にやってみようかな、と。

エナメル塗料を薄めずにガシガシとスミを入れていくのは、
マブラヴァーさんがタカオさんのブログで紹介されていますが、
(2008年3月6日 【A3できるかな?】スミ入れ特集その1 〜 その3 参照)
私にあんなテクニックは無いし、あんな筆の持ち方も出来ません!
(まぁ、筆の持ち方は関係ありませんが・・・)

なら、あまり技術が無くても出来るし、前からやってみたかった、
”薄めたエナメル塗料の流し込み”でのスミ入れに挑戦してみよう!
(マブラヴァーさんは、ブログを見る限りあまり推奨されてないみたいですが・・・
 まぁ、私の様な素人にも出来るお手軽な方法という事で選んでみました)
という事でやってみた第1号がコチラ。


当サイトの掲示板に投稿したのが、コチラ。

 (調子に乗って、メインカメラを画像編集ソフトで少し光らせたりしてました)


・・・・・・・
ただ、この画像だと、
いまいちスミ入れ効果が分かりづらいですよね?スミ入れ前の画像も無いし・・・
という事で
スミ入れしたら映えそうで、かつ私の拙い撮影技術でも効果が分かり易い機体を選んで
スミ入れ前・後の画像を用意してみました。


と、その前に、
まず使用した道具の紹介など。


  ・ タミヤのエナメル塗料「ダークグレイ」、「ジャーマングレイ」、「フラットブラック」
    
     ※  A3はどんな色の機体に対しても、黒色である程度スミ入れされているので、黒だけ使うのが統一感も出て正解かな?
        と思うのですが、
        (マブラヴァーさんも、前述のブログでSu-37UBに「フラットブラック」でスミ入れしてますし)
        黒色のみのスミ入れは経験上あまり好きじゃないとわかっているので、他の色を使ってます。
        ただ、製品状態で元からあるスミ入れとの統一感が出ないのは、やっぱり気にはなっちゃいますが・・・

  ・ 100均SHOPで売っている「オイルライター用のオイル」
  ・ 面相筆
  ・ コピックモデラー 0.02 「Warm Gray /スミイレ用」
  ・ ティッシュ

「オイルライター用のオイル」は、「エナメル塗料専用シンナー」の代わりです。
昔、模型関係の本で、
「エナメル塗料を薄める時にコレを使うと、専用の薄め液を使った場合よりも、スミ入れ時に素材を傷めない」
と書いてあったのを思い出して使ってみました。
(まぁ、本に書いてあった”素材”はプラモの話なので、
 PVC主体の『A3』に対する効果の程は謎だったりするのですが・・・)

オイルを使ってみた感想は、臭いが少しだけ気になりますが、
普通に塗料も薄まるし、特に問題ない様です。なにより100円という安さも魅力ですね。


では、スミ入れ前・後画像を。

まずはF−15E。
スミには「ダークグレイ」のみ使用。

<スミ入れ前>                                          <スミ入れ後>

スミ入れ”前・後”じゃなくて、
スミ入れを”したモノ・してないモノ”を撮ってるのが、いきなりバレてしまってますね・・・

頭部は、塗料流し込みだと難しそうだったので、「コピックモデラー 0.02  Warm Gray /スミイレ用」を使用。

あまりクドくないのが好みなのですが、顔のスミ入れは線が太く、ちょっとクドくなってしまったかも。
肩装甲の段差などにはスミ入れを施してません。
(でも、やった方がよさそうかな?)



続いて、F−15・ACTV.。
こちらは、「ジャーマングレイ」を使ってます。

<スミ入れ前>                                          <スミ入れ後>


こちらも頭部は、コピックで。



イーグル系2種は、どちらも1体で40分ぐらいの時間がかかりました。



お次は、Su−27。
こちらも「ジャーマングレイ」のみ。

<スミ入れ前>                                          <スミ入れ後>

(左右で機体の色が違って見えるのは、いつもの事なので、気にしない方向でお願いします・・・)

スミ入れして、素直に良かったな〜と思える機体。効果抜群です。


この機体は跳躍ユニットもモールド満載なので、背面も撮ってみました。

<スミ入れ前>                                          <スミ入れ後>

跳躍ユニットはモールドがキッチリと出来ているので、楽に綺麗なスミ入れが出来ました。


スミ無しの方は撮り忘れてしまったので、スミ有りだけですが・・・




最後は、Su−37M2。

こちらは「ジャーマングレイ」に「フラットブラック」を混ぜて
黒に近い色でスミ入れしてます。

<スミ入れ前>                                          <スミ入れ後>



ソ連の2機は、スミ入れが映えますね。

こちらも有りバージョンだけですが・・・

肩装甲の溝にはスミ入れた方がいいですね・・・なんか中途半端だと今気付きました


ソ連機は、モールド多めなので、1体につき1時間20分ほどかかっちゃいました。



最後に、”薄めたエナメル塗料流し込みでスミ入れ”を試してみた感想です。

モールドに塗料を含ませた筆先をチョンっと置くと、モールドに沿って塗料がある程度流れていくので、
マーカー等でやるよりもかなり神経を使わずに済みますし、
多少モールドからはみ出しても、前述のオイルを含ませたティッシュでポンポンとモールドを叩く感じにやれば、
元の塗装を剥がすことなく(スミ入れにエナメル塗料を使う最大の利点がコレですよね)、
はみ出した塗料を拭き取れるので、そういった意味でも楽な方法だな〜という感じです。
(調子に乗って、派手にはみ出させたりするのはよくないかも・・・)

あまり技術を必要としないですし、オススメなスミ入れの方法だと思います。


ちなみにコピックは、
頭部の他にも、浅いモールドや消えかかっているモールドなどの塗料を流し込みにくい箇所なんかにも使ってます。
「Warm Gray」はかなり薄いグレーなんですが、重ね書きする事である程度エナメル塗料でやった箇所とも
馴染んでます。


2.<ミニチュア軍用車両編>

『A3』と並べて撮るとよさそうな、軍用車両のミニチュアって何かないかな?
と思い、探してみたのがコチラ。

株式会社「ザッカ ピーエイーピー」から発売されている
トレーディングフィギュアで、
「自衛隊制式装備コレクション」というシリーズです。
(右から、
 シリーズVol.1の「高機動車」
 シリーズVol.2の「73式3.1/2大型トラック」
 シリーズVol.2の「96式装輪装甲車」


まぁ、1/144スケールなので、ノンスケールながらほぼ1/100の『A3』とは
スケールが合わないんですが、


遠近法とかで、多少それらしくはなるんじゃないかと・・・


このシリーズは、トレーディングフィギュアで、
カラバリで迷彩カラーもあるし、他にも戦車なども多数あるので、
欲しい車両をオークションで入手しました。

だいたい送料込みで、1個500円ほどだったので、
まぁ、トレーディングフィギュアとしては適正価格ではないかと。



3.<設定通りのYF-23を見てみたい編>

昨年末の合同イベントで発売され、アージュFC通販で現在も発売中のファンブック
「MUV-LUV ALTERNATIVE LD2 PROJECT PROMINENCE」内で、
実は、可動兵装担架システムを左右で計4つ、肩装甲に装備出来る機体だった、と判明したYF-23。

製品では、アージュ側の監修漏れ(・・・只々残念)で
他の機体同様に計2つしか装備出来なくなってしまったモノを、どうにかして設定に近付けたい!
(あの危険な香り漂うガンマウントとブレードマウントを4つ背負ってるYF-23って、物凄い迫力なんじゃないかと思うのです)
と思い、現在パーツとにらめっこ中です。


ファンブックに4つ装備した画が無いので、推測でしかないんですが、
多分、穴の両隣にあるモールドの部分が本来のマウントを設置する箇所で、マウントを横に並べて装備するのかな?
と思ってます。

加工の方法は、簡単にいうと元の穴を埋めて、二つ穴を作ってやればいいワケですが、
マウントパーツの厚さから考えると、モールドの位置に穴を作っても二つ並べて装備出来ないんですよね・・・

とりあえず、カタチになったらまたサイトに載せようと思ってます。




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