A3 2008 LIMITED No.4
 YF−23
 
ブラックウィドウU PAV-2 ”グレイゴースト”



2008年の夏を締め括るリミテッドモデル第4弾は
米国の「ATSF(先進戦術歩行戦闘機)計画」が生んだ悲運の名機
「YF-23 ブラックウィドウU」の2号機。

ホビージャパンの『A3』連載企画にて、デザイン初公開となった機種の
記念すべき『A3』商品化第1号として、今後のシリーズ展開に色々期待を抱かせてくれます。
(08年3月号のホビージャパンに、
 ”世界一高価な鉄屑”として名前のみ登場した頃は、こんなに早く
 手元にやってくるとは夢にも思いませんでしたが・・・)


夏のイベント「キャラホビ2008」より販売が開始され、
会場での販売価格は、イベント限定価格の6,800円。

イベント後にも、
9月27、28日にボークスが開催する
「ボークス オールザッツホビー10」での販売が予定されています。
(販売形態などの詳細は今のところ、不明ですが)
販売価格は、税込み 7,140円。

また、9月19日よりアージュファンクラブ会員向けにも数量限定販売が予定されています。
(1度、9月1日より販売開始されたんですが、2日で予定数量に達してしまい、
 受付終了となったという経緯がありまして・・・。
 アージュもかなり予想外だったらしく、ボークスとの協議の結果、
 再度、数量限定で販売を再開する事になったとの事)




<YF-23  ブラックウィドウU PAV-2 ”グレイゴースト”>

登場作品は、
雑誌「ホビージャパン」の連載企画『Tactical Surface Fighter in Action』(略して、TSFIA)


1983年に米国陸軍より提案された「ATSF(先進戦術歩行戦闘機)計画」において、
ノースロック社(現ノースロック・グラナン社)が、マクダエル・ドグラム、グラナン両社の
協力を得て開発した第3世代戦術機。
2機生産された「YF-23」の2号機にあたり、1号機とは搭載主機が異なっている。

戦術機を含む対人類保有兵器戦闘能力、
高度なファストルック・ファストキル能力、
各種電子機器による被発見率の低減(ステルス能力)、
低燃費高速巡航および長距離飛行能力、
といった要求をクリアするべく開発された戦術機。

ステルス性能、近接格闘戦能力において、計画の競合機「YF-22」に勝り、
対戦術機戦闘に於いて、 低燃費高速性とスタンドオフ砲撃特性に秀でた「YF-22」より
優秀性を証明している。

「YF-22」の開発社までもが「YF-23」の勝利を確信していたが、
計画の最中、G弾の爆発実験が成功した事で米軍の世界戦略は大幅に修正されており、
G弾運用に基づく米軍の戦術との親和性、調達コスト、性能維持に不可欠な整備性で
勝る「YF-22」に敗北。

計画終了後は、機密保持の為にエドワーズ空軍基地に一定期間屋外係留されていたが、
最終的には1号機と共に、米国各地の航空博物館の展示機となった。


まさに”悲運”・・・



では、(いい加減)そろそろ商品紹介へ。

まずはいつもの通り、パッケージから。


裏面には恒例の機体説明に加え、
「YF-22 N22YF」同様、登場作品が連載されている「ホビージャパン」ロゴ。
使用されてる画像も、「YF-22 N22YF」と同じく、”ラプターの初配備シーン”。
(名前のみですが、「YF-23」が初登場したシーンでもあります)

ラインナップ紹介は、こちらも「YF-22 N22YF」同様、
同じ米軍の第9、10弾の「イーグル」2種と、第19弾「ラプター」となってます。


<本体>

”グレイゴースト”の名の通り、本体色は少しブルーがかったグレー。
各部センサーの緑のラインが鮮やかに機体を彩ってます。

本体色、センサー色ともにツヤ消し塗装です。
本体色のグレーには、「YF-22 N22YF」同様、少量のシルバーが混入されている様で、
ほんの少しですが、メタリックな感じに。

腰の後ろには「跳躍ユニット」接続パーツが最初から接着されてます。
(公式ブログにて、「無理に剥がさないでね」と注意あり)

色々尖ったデザインですよね。
(機体をデザインした「吉宗 鋼紀」氏も、「ケレン味をきかせ過ぎて、受け入れて貰えるか不安だった」
 と言われてましたが、確かに既存の戦術機とは一線を画すデザインの様に思えます)
足の甲にあたる部分にもブレードらしき物(かなり尖ってます。正直痛いです)
があり、近接戦を重視した開発コンセプトが伺われます。


気になる品質についてですが、
ここ最近の商品(「ラプター」、「YF-22」)は、塗装の粗さが目立ちましたが、
今回はそんな事もなく、いつもの品質に戻ったように思えます。
(正直かなり嬉しいです)


機体の右肩、左胸部、左肘センサーマストには
タンポ印刷が施されています。

やはりタンポ印刷があると、締まりますね。



さて、この商品、
股間部分のパーツの付け間違いがある個体が多いみたいです。

左画像の赤い丸部分の向きは、右画像が正解です。
(正誤の参考にしているのは、
 この機体が初披露された「ホビージャパン 08年8月号」の作例や、age発行のファンブック「Lunatic Dawn base:521」掲載の設定画です)


パーツが左右逆に付いてしまってるワケですが、修正は簡単です。
腰の装甲を上に動かしてから、問題のパーツを引っ張れば簡単に外れるので、
正しい向きに付け直せばOKです。

 この紹介ページの画像は、パーツ付け間違いに気付かずに撮ってしまった物が
   多数存在してます。
   (いずれ、差し替えが必要な画像は全て撮り直したいと思ってますが・・・)


頭部。



長い顎に、製作に参加した「マクダエル・ドグラム」社(「F-15 イーグル」の開発企業)
の影響を感じます。

細かな配色の頭部ですが、塗装も特に大きな問題なし。




<付属品>

全てが新規造型となってます。

 ・跳躍ユニット 1組
 ・跳躍ユニット接続パーツ 1組
 ・近接戦闘長刀 + 持ち手(左右)
 ・近接戦闘短刀 + 持ち手(左右)
 ・握り手(左右)
 ・突撃砲 + 持ち手(左右)
 ・ブレードマウント 1組
 ・ガンマウント 1組
 ・ウェポンマウント 1組

 
  ウェポンマウントは、長刀、突撃砲で共用なので、
  ウェポンをマウントしていない状態の物は、
  1組のみの付属となってます。












付属品では、完全にライバル機を圧倒してますね。

付属品の詳細については、後ほど。


<可動>

関節は、おなじみのA-LOCKと軸接続に加え、
首にボールジョイントが使用されています。




<頭部>

頭部可動に採用された接続方法は、「陽炎」などのイーグル系、「ラプター」と同じタイプ。
(首と胴体とのボールジョイント接続。頭部と首は、接着されている為、可動せず)

上下には多少可動。
(画像ロールオーバーあり)



左右には、首付け根部分のデザインの影響(胴体側の段差と首と干渉してしまう)
で、下を向いたままだと殆ど動かせません。

上下可動の為(?)に首付け根は斜めにカットされているので、
一応胴体側の段差との干渉は避けられるのですが・・・
横を向かせようとすると、必ず上を向いてしまうのは残念なところ。



総じて、頭部可動はちょっと残念な印象です。


<肩>


さて、まずこの商品、
画像の様に、腕を胴体に接続しているA-LOCKの向きが左右で異なっている個体が多い様です。
(私のも同じ事象でした)



肩装甲を被せた状態。
左画像が、左腕を”A”にした状態で、
右画像が、左腕を”B”にした状態です。

まぁ、微妙な違いなんですが、右画像の状態だと結構、肩装甲と上腕の間の隙間が気になります。
手長な機体にもなりますし・・・。


左右どっちの接続方式が正しいのか、調べてみたところ、
公式ブログにて、「YF-23」の肩の可動機構を紹介している記事の画像では、両腕共に上画像の”B”の状態。
「YF-23」の作例が掲載された、ホビージャパン08年8月号では、両腕共に上画像の”A"の状態(に見えます)。
・・・う〜ん、1勝1敗・・・

ただ、パーツの合いや、見映え、
設定画(先に発売された『MUV-LUV ALTERNATIVE Operation Lunatic-Dawn:Base521』に小さく掲載あり)
を考慮に入れると、

が正解に思えるんですよね・・・。

ただ、可動範囲(特に腕の上側・内側への可動)が少し狭くなってしまうので、
まぁココら辺は”お好みでっ”といったところです。

ちなみに
このページの他の画像は、両腕共”一応正解”と思える状態(”A”の状態)にしています。



さて、前置き(?)が長くなってしまいました。

今回、肩装甲の接続にA-LOCK(一重関節)が使用されていて、
肩装甲のみ動かす事が可能になっています。
(A-LOCKでの肩装甲接続は、シリーズ初の試み)

腕自体も当然今までどおり、A-LOCKで接続されているので、
肩装甲の機構と合わせて動かす事で、腕を左右に大きく広げられます。

(今までのシリーズを見ても一番の可動域かと)


ただ、肩の可動には少々問題がありまして・・・

まず、上下に大きく動く肩装甲は、反面、前後には多少振れる程度しか動かず、
肩装甲と腕を胴体に接続しているグレ−の部分は本体に固定(胸部と一体成型)されてしまっているので、
腕を前後にまわそうとすると、肩装甲に干渉してしまい、
腕を大きく振り上げたりする事は不可能になってしまってます。

肩装甲は左画像の位置までしか前に可動せず。右画像の位置あたりがまっすぐ腕を上げた時の限界位置。




長刀を装備してる機体ながら、長刀を大きく振りかぶる事が出来ないのは残念ですね。
頑張れば、なんとかこの程度には出来るのですが・・・




<上腕・肘>


上腕ロール可動あり。
ロール範囲は画像ロールオーバーで。



肘はA-LOCKの二重関節で、下の画像位置まで曲げる事が可能。




<胸部>

胸部は、残念ながら第12弾「チェルミナートル」の様には可動せず、腰の左右回転のみ。

腰の接続軸にはなぜかストッパーが無いので、色々弄る時は上半身のみを持たない方が良いです。
下半身が落下する恐れがありますので。


個体差で、ここの接続がユルユルな物も存在するみたいですね


<股関節・膝・足首>

股関節はもちろんA-LOCKで、前後・左右共にクリック式。
左右へは左画像、前後は中央と右画像が限界です。

足首の左右可動は上の左画像、膝の可動は真ん中の画像の位置が限界位置
となってます。

股関節と太ももの接続部でのロールも可能。


腰装甲は、クリック式で上下に可動。


太ももの干渉を調整しながら動かせば、先に紹介した程度に太ももを上げる事が出来ますし、
片膝を立てる事も可能です。



また、股間のパーツが独立可動します。

(これも武器なのかな?・・・)



膝裏のデザイン重視パーツは、いつも通り外す事で可動域が拡大します。
(外さないと膝は殆ど曲がらないのもいつも通り)



また、今回膝関節まわりが設定画を重視した造型となっていて、
膝が多少クセのある可動となってます。

膝を真っ直ぐにした状態だと、カチッとはまっていて、
膝を曲げる時はロックを外す感じ。

(ちょっと表現が難しいのですが・・・)



足首の前後可動は、画像ロールオーバーで。





新規機体だと長くなってしまうのは、既に恒例・・・
という事で、付属品などの続きは
<コチラ>で。



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