A3 2008 LIMITED No.6
 Su-37M2
 
チェルミナートル ジャール大隊指揮官機



「――全機、抜かるなよ? 贅沢な坊やに戦いってものを教えてやれ」

 (ラトロワさんはいいセリフが多いんですが、大抵が戦術機を降りてる時なんですよね・・・
  戦術機に乗ってる時のセリフはどれも決め手に欠けて、どれにするか迷ったんですが、
  ラトロワさんなので、やっぱりユウヤ絡みの一言を選択してみました)



2008年最後のリミテッドモデルは
ソ連の精鋭部隊「ジャール大隊」を率いる「ラトロワ中佐」の乗機
「Su-37M2 チェルミナートル ジャール大隊指揮官機」。

”ジャール大隊指揮官機”(=ラトロワ中佐機)という商品名ではありますが、
本機はいわゆる、”実戦配備された最新型のチェルミナートル”なので、
”大隊副官機”(=イヴァノワ大尉機)や”中隊指揮官機”など、大隊指揮官機以外の機体として扱う事も可能だったりします。
(といってもやはり、この機体はラトロワ機の印象が強いのですが・・・)


年末のイベント「コミックマーケット75」より販売が開始され、
販売価格は、イベント限定価格の6,500円。

後に控える年始のイベント
「ニューキットエキシビション2009」での販売(ボークス関連SHOP(SR、WEB、通販隊)のみ)の他、
アージュファンクラブ会員向けの通信販売が予定されています。
(ニューキットエキシビションでの販売価格は、税込み 6,825円。
 アージュFC通販は送料・手数料が加算されるので、もう少し高くなると思われます)


<Su-37M2 チェルミナートル>

登場作品は、
『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』。


Su-37は、
スフォーニ設計局が独自に製造・運用していた技術実証機Su-27M2の
優秀な性能を評価したソ連軍が新たに制式番号を与え、
急遽、準第3世代戦術機として採用した機体。

最新型であるSu-37M2は、
射撃管制能力の大幅な向上や頭部センサーマスト換装による
通信機能の強化が施されている。

同シリーズには、複座仕様のSu-37UBも開発されている。

なお、機体名は本来、Su-27の愛称”ジュラーブリク”が継承されていたが、
NATO関係者が識別の為に付与した”ターミネーター”の俗称が
ソ連軍に逆輸入され、ロシア語読みの”チェルミナートル”が定着しつつある。



「ジャール大隊」登場当初、TE本編に使用された画像では、
Su-37M2は1機しか写っていなかった為(他は全てSu-27)、
私の中では、Su-37M2=ラトロワ中佐機というイメージでした。
物語が進行するにつれ、副官のイヴァノワ大尉を始め、キーラ、トーニャといった
大隊内の衛士達もこの機体に搭乗している描写が増えていきましたが、
それでもやはりこの機体は「ラトロワ機」というイメージが強いです。



では、商品紹介という事で、

まずはいつもの通り、パッケージから。

裏面には恒例の機体説明に加え、
この機体といえばこの人、ジャール大隊の指揮官「フィカーツィア・ラトロワ」中佐のイラストとジャール大隊の部隊章イラスト。

ラインナップ紹介は、同時発売されたソ連軍戦術機「Su-27 ジュラーブリク」となっています。


<本体>

ブルーとグレー2色からなる迷彩塗装他、本体各部、オレンジのセンサー色など、
全てツヤ消し塗装です。

獰猛な機体デザインに獰猛な固定武装。
本当にカッコイイ戦術機だと思います。大好きです。


塗装の品質は、
特に不満の無かった同時発売の「ジュラーブリク」に比べると、粗め。

顔の塗装は綺麗な出来なのですが、
胴体や手足の方は、擦れて出来た傷や、灰色の塗装汚れが結構目に付きます。
(塗装汚れについては、「ガンダムマーカー消しペン」を指の腹などに付けて軽くなぞってやれば、
 消えるものもあるので、多少は綺麗に出来ますが、やり過ぎると塗装が剥がれるので、やられる方は自己責任でお願いします)


迷彩塗装については、
同一機種で同じく迷彩塗装の第12弾「Su-37UB チェルミナートル」と比べると、
あちらはは2色構成で、こちらは3色構成だからなのか若干粗い印象を受けます。
(まぁ、ここは個体差もあると思いますが)


右肩の★は、タンポ印刷で再現。
★の上から傷が付いてたりと品質の粗さがココでも少々目に付きます。




<付属品>


第12弾「Su-37UB チェルミナートル」と同一内容の付属品です。

 ガンマウント(空)×2
 ガンマウント×2
 A-97 突撃砲+持ち手(左右)
 跳躍ユニット ×2(左右共通)
 跳躍ユニット接続パーツ ×2
 握り手(左右)
 モーターブレード展開パーツ ×2
 
 
 
 突撃砲はいつものA3共通仕様。持ち手と一体です。

 跳躍ユニットが左右で違う迷彩になっている他、
 手首にも迷彩塗装が及んでいるので、左右で色が異なってます。
 (右手はジュラーブリクと同色に見えるかも?実物はちゃんと違う色です)








こちらが付属シール。
 (「Su-27 ジュラーブリク」付属シールとの違いは、右上の機種名のみだったりします)


 ・ 左肩の識別番号
 ・ 「ジャール大隊」の部隊章
    (「情熱」を意味する「ジャール」から、燃える剣がモチーフとの事)
 ・ ソ連軍機を表す”★”








左肩の識別番号用のシールは、
ラトロワ中佐の”*301”の他
「ジャール大隊」の識別番号をお好みで選択出来る仕様。

識別番号は、*AP(ジャール)の”*” + ナンバーという構成なので、
サンプルとなっているラトロワ中佐のナンバー”*301”(シール左上囲い部分)を参考に貼って下さい、
という事みたいです。



跳躍ユニットを装備してみたところ。



複座仕様のSu-37UB(第12弾)と並べてみます。

迷彩に使用されている色数は異なりますが、迷彩パターンは同一の箇所が多い様です。


ついでに(といってはなんですが・・・)、同じ露軍迷彩の
「富士教導隊 不知火」とも並べてみましょう。

(久々登場)

青い露軍迷彩同士ではありますが、異なる色が使用されていました。


<可動・付属品の詳細など>

配色の違い以外は、第12弾「Su-37UB チェルミナートル」と全く同じなので、
そちら<こちらです>を見て頂ければ。


という事で、後はポージングで。









やはり「ラトロワ機」の印象が強い機体なので、
同時発売の「Su-27 ジュラーブリク」と並べて
――ジャール1より各機!楔弐型で突入――健在車輌の退路を確保しろ!!」

とかやってみたり・・・
(右の「ジュラーブリク」はかなり残念なポーズになってますね。左手と左足が両方前に出てるし・・う〜ん失敗)


一緒に飛ばしてみたりするのも良いかと。



最後は、
改修前の「不知火・弐型」(っぽくした壱型丙)と。





以上、
A3 2008 LIMITED No.6「Su-37M2 チェルミナートル ジャール大隊指揮官機」でした。


今回ちょっと塗装の粗さが目に付きますが、
胸部可動を始め、優秀な可動機構を備えた「チェルミナートル」は、
地上でも空中でもポーズを決め易いですし、やはり良い『A3』だと思います。
(若干「跳躍ユニット」が外れやすい感もありますが)


代表的な搭乗者「ラトロワ中佐」と共に強烈な印象を残す機体だけに、
限定販売品となってしまい、入手難度が高くなってしまったのがつくづく悔やまれます・・・



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