A3 第9弾
 F-15E
 ストライク・イーグル



今回、私の暴走行為(ページ先頭のセリフ)はお休みです。
 ( 『マブラヴ オルタネイティヴ』では、帝国軍の「不知火」に数でも性能でも押され気味で、
   あまり良い言葉が無く。
   『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』では、主人公の序盤の搭乗機なのですが、
   私が掲載雑誌を読み始めた頃(9月号から)には、主人公は別の機体に乗り換えてしまっていたので、
   なにかカッコイイセリフがあるのかどうかもわからず。)



ということで、『A3』第9弾は、
シリーズ初の米軍機にして、米軍の主力戦術機。

登場作品は、上でも書きましたが
 『マブラヴ オルタネイティヴ』
 『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』(以下、トータル・イクリプス) 
  (主人公「ユウヤ・ブリッジス少尉」の序盤の搭乗機でもあります)


価格は、税込み6,090円 とA3の標準価格。

ここ最近、玩具業界にも多大な影響を及ぼしている「かの国」の事情により、
当初の発売日より1ヶ月延期されての発売となりました。


私が「不知火」(国連軍)の次に好きな戦術機が遂に我が家に!
待ちに待ちました。




<F-15E ストライク・イーグル>


「F-15E ストライクイーグル」は、第二世代戦術機「F-15 イーグル」の最後期バージョンの呼称。


『〜オルタネイティヴ』、『トータル・イクリプス』両作品共に、
戦術機の世代は第三世代に移行しており、
『〜オルタネイティヴ』では、第三世代の「不知火」に少々押され気味で、
あまり活躍の場面はありませんでした。
(数の差など他の要因もあるかもしれませんが)

ただ、『〜オルタネイティヴ』劇中では、”第二世代機の傑作”と呼ばれており、
ageFCの会報誌の戦術機解説でも、
 02号 「第二世代最強の制域戦術機と言われ、特に最新のE型は、第三世代機が実戦配備され始めた現在でも
      なお高い生存性と信頼性、戦闘能力を誇っている」
 11号 「ホントに強いよ」
との紹介もあり、世が世なら大活躍していた事と思われます。
(好きな戦術機 No.2なので、色々と弁護してます)


イーグルに限らず米軍の戦術機全般に関する事ですが、
日本の戦術機のように、
近接戦用の武装(長刀や、追加装甲(”盾”です))は装備していません。

これは、自国領土に”ハイヴ”
(人類の敵”BETA”の巣。ここからワラワラと”BETA”は出現します。超巨大なアリの巣を想像して頂ければ)
の存在しない米国は、戦術機の運用に、
「狭いハイヴ内で起こり得る、BETAとの近接戦闘」というものを考慮する必要があまりない為です。

”ハイヴ”は、戦術機ではなく、
「G弾」(使用した周囲を半永久的な重力異常地帯と化す。重力異常が人体へ及ぼす影響は判明していない)
で破壊すればいいという考えなので、
自国に”ハイヴ”を抱え、その土地を取り戻す為、戦術機での”ハイヴ”攻略を宿願とする
日本とは、戦術機に必要な武装が異なってくる様です。


(また、長々と・・・)



商品紹介です。

まず、パッケージの表と裏です。

裏面には恒例の機体説明と、『トータル・イクリプス』での衛士3名のイラスト。
(衛士のイラストが載るの、久しぶりですね。
 3名のうち、第8話現在でも本機に乗っているのは、右端の「ステラ・ブレーメル少尉」だけですが・・・)





<本体>


機体色は、ツヤ消しのブルーがかったグレー。
各部センサーのオレンジも同じくツヤ消しです。

劇中イメージに近い色が再現されていると思います。

米軍所属機を表す右肩の識別マークは、シールで再現する仕様です。

第7弾「陽炎」、第8弾「不知火」の”日の丸”はタンポ印刷だったのですが、
なぜシールに戻ってしまったのか・・・コスト面の問題などあったのでしょうか?とにかくとっても残念です。



頭部。

同系機の「陽炎」(第7弾)では、少々荒いところの目立ったメインカメラの塗装ですが、
こちらは、かなりキレイ目。
(少なくとも私の3体(予約してたので、店員さんから手渡し。選別はしてません)は、
 かなりキレイに塗られていました)

カメラの周りのグレーの塗装もしっかり再現されています。



<オプションパーツ>

 上でも書いていますが、
 米軍機は長刀や追加装甲(”盾”です)を装備していない為、
 本商品にも当然付属していません。

 ガンマウント ×2
 ガンマウント(空) ×2
 AMWS-21戦闘システム+持ち手(左右)
 近接戦闘ナイフ×2
 握り手(左右)
 跳躍ユニット(左右)
 跳躍ユニット接続パーツ(左右)



 武器は全て持ち手と一体という、A3の共通仕様。
 跳躍ユニットは、第7弾「陽炎」と同じ物です。







第8弾(限定品含む)までは、日本で運用されている機体のみの展開だった為、銃については、
全く変化がありませんでした。
そんな訳で、米軍仕様のデカくてゴツイ銃「AMWS-21戦闘システム」が、とても新鮮です。
(日本のと比べてみました)


また、ナイフの持ち方が同系機の「陽炎」とは異なり、
逆手持ちから、順手持ちに変更されています。


最後は、ナンバリングシールです。

 『〜オルタネイティヴ』の米軍仕様を再現出来るシール一組 
  ・右肩・右腰の米軍マーク
  ・左肩・右脇腹の識別ナンバー


 『トータル・イクリプス』で主人公が所属する「アルゴス試験小隊」
 の1〜4番機を再現出来るシール一組
  ・右肩の米軍マーク
  ・右腰の小隊マーク
  ・左肩の識別ナンバー(01〜04)







シールには書かれていませんが(コレは表記しておいて欲しかった・・・)
おそらく、作品中で使用されている画像から判断すると、アルゴス試験小隊メンバーの識別ナンバーは以下の通りかと。

   01 : ユウヤ・ブリッジス少尉
   02 : ヴァレリオ・ジアコーザ少尉 タリサ・マナンダル少尉
   03 : タリサ・マナンダル少尉 ヴァレリオ・ジアコーザ少尉
   04 : ステラ・ブレーメル少尉

  (08.12訂正 書籍「TE & TSFIA 総集編 Vol.1」掲載の国連軍広報用ポスタージオラマの通り、タリサは”02”ですよね・・・
          TE第3話で勘違いしてしまいました・・・)




貼ってみるとこんな感じになります。

左がアルゴス試験小隊仕様、右が米軍仕様です。
(※ アルゴス試験小隊仕様の方は、頭部等にスミ入れを追加してます)

アルゴス試験小隊仕様の方は、
現在でも本機に搭乗しているのは彼女だけだし、一番使い勝手があるかなと思い、
「ステラ・ブレーメル」機にしてみました。



やっぱり、マーキングが入るとグッとよくなりますね。


<可動>
 各部関節は、お馴染みの”A-LOCK”と軸接続に加え、
 「陽炎」と同様に首関節にボールジョイントが使用されています。
 (ボールジョイントがあまり活かされていない点も同じです)


 本体の可動は、第7弾「陽炎」と同一ですので、そちら(「陽炎」のページへ)をご覧頂くとして、
 ここからは「陽炎」とは異なるオプションパーツ(銃、背中のガンマウントパーツ)を
 紹介したいと思います。


<AMWS-21戦闘システム>

 日本の物と比べてかなり大きな銃ですが、可動が優秀なので、
 しっかりと劇中の様に構えられます。




<ガンマウント>

いつも通り、無可動です。

装備させてみたところ。
(「跳躍ユニット」も付けてます)



迫力ありますね。

このガンマウントパーツは、「陽炎」とは異なり、頭部や、肩の可動を妨げないパーツとなっています。



次は、ガンマウント(空)の方ですが、
ガンマウントって、各国で異なる物かと思ってたんですが、共通なんですね。
いままで、ずっと勘違いしていました。


ということで、こちらは、「武御雷」、「不知火」、「陽炎」と同じ物です。
(右が「陽炎」の物です)



付けると頭部の可動を思い切り妨げるのも、「陽炎」と同じです。


その他、同一素体の「陽炎」との相違点として、
「跳躍ユニット」、「ガンマウント」の接続が、カッチリときつくハマる様になっています。

品質を保持する為に発売日を延期した訳ですが、
しっかりと品質の見直しが図られた様に思えます。





いっつもやっていた装備仕様ですが、
米軍機にそういった物は無いようなので、今回はやれません。


ということで、まずはフル装備させてみます。
(ちなみに 『〜オルタネイティヴ』劇中では、「AMWS-21戦闘システム」は2挺だけでした。)



ゴッツゴツです。


後は武装を絡めて。






銃とナイフしかないので、センスの無さを装備変えで誤魔化せないのはとてもツライ・・・


最後は同時発売の第10弾「アクティヴ・イーグル」と並べて、
アルゴス試験小隊のステラ機 & タリサ機で。


使用スタンドは、
 ストライク・イーグル :  ハセガワ 「フレキシブル・スタンド ロボット用A」
 アクティヴ・イーグル :  バンダイ 「アクション・ベース1(クリアー)」




※ 最後の2枚は、ストライク・イーグル、アクティヴ・イーグル共に、
   頭部等にスミ入れを追加しています。



以上、
A3第9弾「ストライク・イーグル」 でした。


「ストライク・イーグル」好きなら、買って損なし!!


・・・いくらなんでも簡単すぎますね。

前述してますが、「跳躍ユニット」(本体側、ユニット側共に)、「ガンマウント」の接続がしっかり
出来るようになっており、ポロリを気にせず、安心して遊べます。
(買った3体とも確認してみましたが、個体差はありませんでした。
 まぁ、遊び過ぎると流石に緩くなってしまうと思いますが・・・)

バランス取りに苦労するのは、「陽炎」から変わっていませんが、
そんな物が気にならなくなる程、カッコイイ機体ですし、商品です。
オススメ出来ます。





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