A3 第19弾
 F−22A
 
ラプター



「――識別該当データ無しッ! 米軍の新鋭……F−22A(ラプター)だッ!」

 
(冒頭の暴走行為も久々です。この機体といえば、やっぱりクーデター軍衛士の発したこのセリフが脳裏に焼き付いてます)



『A3』3rdシリーズもいよいよ大詰め。
3rdシリーズでは最後の戦術機となる第19弾は、
米軍の次期主力戦術機にして、“戦域支配戦術機”の異名を持つ「F-22A ラプター」。

2007年8月に開催された「ワンダーフェスティバル2007・夏」にて
立体化された物が公開されてから約1年。
遂に待望の機体が発売となりました。


価格は、税込み6,825円です。


<F-22A ラプター>

登場作品は、
『マブラヴ オルタネイティヴ』

ロックウィード・マーディン社製。

”最強の第2世代戦術機”こと「F-15E ストライク・イーグル」の後を継ぐ
米国の次期主力戦術機で、”戦域支配戦術機”の異名を持つ。

世代は第3世代。

対BETA戦後の米国による世界支配を視野に入れて開発されており、
対戦術機を考慮したステルス性能など驚異的な総合性能を誇る。



登場シーンは決して多くないのですが、
初登場時の演出に加え、
ステルス性能や驚異的な機動で圧倒的な強さを見せた劇中での活躍が
強烈な印象を残してくれる機体です。

ちなみに私は、スパイク小隊の損害報告シーンでこの機体に惚れました。



では、商品紹介です。

まずは、いつもの通り。

裏面には恒例の機体説明と、
劇中でこの機体に搭乗した米軍衛士「ウォーケン少佐」と「イルマ少尉」のイラストが。

ラインナップ紹介は、劇中でこの機体と行動を共にした国連軍仕様の「吹雪」となっています。


<本体>

塗装は、本体、センサー部共にツヤ消しで、本体色は暗めの深いグリーン。
右肩の2本のラインが地味になりがちな配色に効いてます。

ほぼグリーンとグレーの2色で構成されているので、
メリハリを付ける為にもスミ入れをしてやると、
よい感じになりそうです。

また、
劇中では、左胸に米軍所属を表すマークが施されていて、良いワンポイントになっていましたが、
商品には残念ながらありません。
(タンポ印刷ってやっぱりコストかかるんですかねぇ?
 ここはシールでもいいので付属させて欲しかったです)



今回、ちょっと品質(特に塗装面)が粗い印象を受けてしまうのが残念です。
大好きな機体なので、つい4機も購入してしまった私ですが、特に太ももや膝の辺りに問題が多い様に思えました。


私の購入した物の中の1体は、
右太もも他何箇所かに筆による塗り直しの後があったり、右胸部の中央のゲート後(?)がかなり目立ってたり(コレは仕様っぽい)、
膝に無数の線が走ってたり・・・

(とりあえず、画像の個体はサービスセンターで見て貰う事になりまして、現在京都に旅立ってます。
 1週間ほどで良品と交換して頂きました)



頭部。



正面はもう少し丸みを帯びた形状だと、劇中のイメージにより近付く様な気もしますが、
側面はイメージにかなり近いのでは。
(額の部分、横からみると分かりますが、ちょっと垂れ下がっちゃってる個体が多いです。
 熱湯等でまっすぐに直してやれば、しばらくは持ちます)





世界を護る戦術機から、世界を支配する戦術機へ・・・。

という事で、米軍の現主力戦術機「F-15E ストライク・イーグル」と比較です。

「イーグル」が小さめな機体な事もあり、結構サイズ差があります。
(なんというか、凄い威圧感・・・)


<付属品>

 ・跳躍ユニット 1組
 ・跳躍ユニット接続パーツ 1組
 ・AMWS-21戦闘システム+持ち手(左右)
 ・ガンマウント 1組
 ・ガンマウント(空) 1組
 ・握り手(左右)
 

 今までの商品ではもれなく付属していたナイフは
 残念ながら今回は付属せず。


 劇中では使用されませんでしたが、
 設定では膝に収納されているナイフ。
 「イーグル」とは手首・ナイフ共にデザインが異なり、
 製品化すると新規パーツになってしまうので、
 コスト的に厳しかったんでしょうか・・・
 (ここは遊びの幅に関わってくるところなので、
  頑張って欲しかったですが、劇中で使われなかった点が、
  『A3』の掲げる”プレイバリュー”の理念
  「名場面に思いを馳せながら遊べる」に引っ掛からず・・・残念です)



付属品の詳細については、後ほど。


<可動>

関節は、おなじみのA-LOCKと軸接続に加え、
首にボールジョイントが使用されています。



<頭部>

頭部可動に採用された接続方法は、「陽炎」などのイーグル系と同じタイプ。
(首と胴体とのボールジョイント接続。頭部と首は、接着されている為、可動せず)

上下可動は左画像、左右は右画像
が限界位置です。
(左画像はロールオーバーあり)


首の後ろが襟に干渉してしまうので、左右への可動は少々狭くなってます。


<肩>

胴体と肩、肩と腕の接続にそれぞれ別のA-LOCK(一重関節)
が使用されていて、見映え向上と可動域の拡大を果たしています。


左画像は腕のA-LOCKのみで腕を横方向に上げた状態。
右画像は腕に加え、肩のA-LOCKも使用した状態。

劇的に腕の可動域が向上していて、嬉しくなっちゃいます。

ガンマウントを装備しても、干渉する事は干渉するのですが、
あまり影響なく。


もちろん、今までのシリーズ同様、肩は前後にも可動。

(長刀を両手で構えさせる事も可能なぐらい、内側に可動します)


<上腕・肘>


上腕ロールも可能ですが、デザインの都合上、
肩装甲に干渉してしまう為、ロール範囲は狭いです。
(画像ロールオーバーあり)



肘はA-LOCKの二重関節で、下の画像位置まで曲げる事が可能。



肩・腕周りの可動が優秀なので、
この大きな肩でも、AMWS-21戦闘システムを両手で構える事が出来ます。




<胸部>

胸部は、残念ながら第12弾「チェルミナートル」の様に上下斜めへの可動機構は無く、
腰の左右回転のみ。
干渉する物は特に無いので、真後ろを向く事も可能。



<股関節・膝・足首>

股関節はもちろんA-LOCKで、前後・左右共にクリック式。
左右へは左画像、前後は中央と右画像が限界です。

足首の左右可動は上の左画像、膝の可動は真ん中の画像の位置が限界位置
となってます。

股関節と太ももの接続部でのロールも可能。



膝裏のデザイン重視パーツは、いつも通り外す事で可動域拡大。
(外さないと膝は殆ど曲がらないのもいつも通り)


膝裏パーツは真っ黒なパーツとなっています。



足首の前後可動は、画像ロールオーバーで。



丁寧に腰装甲の角度を調整してやれば、片膝を立てる事も可能です。


相変わらず、新規機体だと長くなってしまいます。
という事で、付属品などの続きは
<コチラ>で。




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