A3 2009 LIMITED No.1
 日本帝国斯衛軍82式戦術歩行戦闘機
 
F-4J改 瑞鶴 Type-82F



「皆の者、これが最後の攻撃ぞ! 殿(しんがり)を務める我らの戦いぶり、この千年の都に刻み込んでゆけ!」
 
(TSFIA』 #17より)



2009年最初の『A3』LIMITEDモデルに選ばれたのは、「F-4J改 瑞鶴 Type-82F」。

「武御雷」配備前に日本帝国斯衛軍(インペリアルロイヤルガード)が搭乗した6色の「瑞鶴」から最初に世に出たのは、
五摂家に近しい武家出身者に与えられる赤い機体となりました。

2009年2月22日に幕張メッセにて開催されたイベント『トレジャーフェスタ in 幕張プロローグ』にて先行販売。
同2月28日から2日間開催される『ボークス オールザッツホビー11』にて、
ボークス関連SHOP(各SR、通販隊、WEB SHOP)での販売も予定されています。
(開始日時等の詳細はまだ発表されていませんが、アージュFC会員向けの通販も予定あり)


価格は、税込み6,825円。
(『トレジャーフェスタ』では、いつも通りのイベント価格(税抜き価格) 6,500円でした)


<F-4J改 瑞鶴 Type-82F>

登場作品は、
ホビー誌「ホビージャパン」の連載企画『Tactical Surface Fighter in Action』(略して、TSFIA)。
2009年4月号掲載分(#17)に登場しています。


「F-4J改 瑞鶴」はその名の通り、「F-4J 撃震」の改造機。

1978年に帝国城内省より
斯衛軍に配備する純国産の専用戦術機の開発を命じられた光菱/河崎/富嶽の3社。
当初「F-4J 撃震」のライセンス生産を開始したばかりの3社は独力での戦術機開発を不可能と判断し、
「撃震」の改修案を提案。
紛糾の末、「撃震」を上回る格闘戦性能の実現を絶対条件に城内省は渋々ながら
これに同意した。

79年に開発がスタートし、81年に試作機完成。
翌年、82式の制式番号と「瑞鶴」の愛称を与えられ、斯衛部隊への引渡しが開始された。

第1世代戦術機。

機体色は、「武御雷」同様、紫・青・赤・黄・白・黒の6色が存在し、
赤い”Type-82F”は、五摂家に近しい武家出身者に与えられる。

搭乗者は「月詠 真耶 (つくよみ まや)」中尉など。
(『マブラヴ オルタネイティヴ』で赤い武御雷を駆った衛士は「月詠 真那(つくよみ まな)」中尉です。念の為)


『トレジャーフェスタ』当日(ホビージャパン4月号はイベントの3日後に発売)は
まだ登場作品の無い機体だったワケで・・・
(黒い「瑞鶴」なら、『TSFIA #2』に登場していますが・・・)
遂にこの様なマニアック過ぎる機体まで商品化される時代が到来してしまいましたネ。


という事で、そろそろ商品紹介です。

まずは、いつもの通りに。

裏面には恒例の機体説明。

ラインナップ紹介は、4thシリーズから日本の”黒い”機体3種。
(第21弾「撃震」、第23弾「武御雷 Type-00C」、第26弾「瑞鶴」)


<本体>

本体の赤色は、鈍い光を放つグロス塗装。
グレーの箇所はメタリック塗装です。

太もも上部の左右計4個の出っ張りは、本来取っ手の様な形状なんですが、「撃震」同様に埋まってます。
モールドの様な物はあり。

塗装品質ですが、いつも通りのレベルだと思います。



米軍衛士に”鶏冠付き”と揶揄された頭部。

 

見えにくいですが、顔面中央のメインカメラは他のセンサー部と同色のパープルで塗装されてます。

「武御雷」へと繋がるラインを持っていて、
基となった「撃震」とは、かなり異なるデザインになってます。


<付属品>


 92式多目的追加装甲 ×1
 ブレードマウントパーツ ×2
 ブレードマウントパーツ(空) ×2
 74式近接戦闘長刀+持ち手(左右)
 87式突撃砲+持ち手(左右)
 65式近接戦闘短刀+持ち手(左右)
 握り手(左右)
 跳躍ユニット(左右)


 各手首、跳躍ユニットは第21弾「撃震」と同デザイン。
 (手の甲にはセンサーがあるのか、四角くパープルの塗装が
  施されてます)










第3弾の「武御雷 Type-00F」との赤色比較はこんな感じ。

上側が「瑞鶴」で、下側が「武御雷」のブレードマウント。
「瑞鶴」の方が暗い赤なので、第3弾からパーツを流用すると違和感が出てしまいます。
(出来れば色を統一して欲しかったんですが、「瑞鶴」に明るい赤は似合わない等の理由があるのかも)




跳躍ユニットや武装パーツについては後ほど。


<可動>

関節は、おなじみのA-LOCKと軸接続に加え、
首にボールジョイントが使用されています。



<頭部>

頭部は、
ボールジョイント接続で首から上のみが可動するという、今までにない仕様。
首は胴体に固定されてます。

上下可動はこんな感じです。

(画像ロールオーバーあり)




横方向へはこの程度。

デザインを考えれば、十分な可動範囲かと。
ただ、頭の後部が両脇の襟状パーツと干渉してしまう為、上を向いたまま横を向く事は出来ません。


<肩・肘・手首>

第21弾「撃震」と同様に、
胴体と肩装甲がA-LOCKで接続されていて、
腕は肩装甲にのみ接続されています。


ただ、接続方法は同じながらも、
肩装甲前面が上方向に可動した「撃震」とは違い、
肩装甲前面が横方向へスライドする仕様となってます。
(肩装甲の後ろ側も同様にスライド)



この機構を活かせば、肩の内方向への可動がこんな事に。



肩装甲は、独立可動させることが可能。軸接続で上下に可動します。


また、肩装甲側面のカバー(?)も上下動させられます。




続いて、腕の横方向への可動。

肩装甲と腕を接続しているA-LOCKだけ動かすと、横方向へは左画像程度広げられます。
加えて、肩装甲と胴体を接続しているA-LOCKも動かした場合、右画像程度の可動範囲に。




肘関節は、二重関節のA-LOCKが使用されていますが、
上腕の突起が干渉してしまう為、最大限に曲げて画像の程度まで。

上腕ロールも可能です。


手首は、いつも通りの丸い軸接続なので、回転のみ。



<胸部>

胸部(というか腰部というか)は、A-LOCK接続なので、
上下可動出来ます。

(画像ロールオーバーあり)


「撃震」では丸見えだった胸部A-LOCKですが、
今回は黒いパーツで隠れているので、見映えヨシ!


横方向へは、黒いパーツ毎回転します
真後ろを向く事も可能。


<股関節・足首(左右方向)>

股関節は「撃震」同様の接続方法。横方向へA-LOCKが入っているので、
太ももをハの字に開く際の可動がクリック式です。



股関節の前後方向、左右方向への可動は、
このA-LCOK接続の場合はクリック式で無い為、同仕様の「撃震」ではユルユルになり易かったのですが、

「瑞鶴」では前後方向の可動はユルユルになり辛い様に改修されているようです。
ただ、左右方向へは相変わらずユルユルになりやすい模様ですが・・・。


前後、左右方向への可動はかなり優秀です。
足首の横方向への可動も右画像の辺りで限界を迎えます。



<膝・足首(前後方向)>

膝はもちろんA-LOCK。二重関節が使用されてます。

膝裏にはいつも通り、デザイン重視のパーツがあるのですが、
今回初めてこのパーツが可動する様になっており、取り外しは不要です。
(これは、物凄く嬉しいですね)

ただ、開封時の状態では、ふくらはぎにあたる箇所に膝裏パーツが
食い込むように固定されているので、膝裏パーツを後方へ逃がす事が出来ず、
膝を曲げられません。

膝を曲げるためには、一度膝を逆方向へ少し曲げてやり膝裏パーツを
外方向へ逃がしてやる必要があります。
(そうしてやる事で、膝裏パーツは右画像の位置まで跳ね上げる事が出来ます。
 ・・・まぁ膝はこの位置まで曲がらないのですが)



膝の可動範囲は、最大限に曲げてこの程度。

「撃震」と同じ様なデザインながら、「撃震」よりも曲がります。


足首の前後方向への可動。
(画像ロールオーバーあり)




見映えはあまりよくないですが、片膝を立てる事も可能ではあります。



新規機体は、いつも通り長くなってしまいますね。

続き(装備仕様等)については、<
こちら>で






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