A3 第28弾
 
国連軍 77式戦術歩行戦闘機
 
F-4J 撃震



「――207戦術機甲小隊……全機発進ッ!!」

  
(『マブラヴ オルタネイティヴ』より)



『A3』第28弾は、国連軍仕様の青い撃震。

私が一番欲しかったF-4は、
この国連ブルーの撃震だったので、喜びもひとしおです。


『マブラヴ オルタネイティヴ』登場機体の商品化もなんだか久々な気がしますが、
この機体が商品化された事で、12.5クーデター事件の主だった機体も一通り出揃う事になり、
(”烈士”仕様ではない帝国軍の不知火も登場してますが、まぁ、チョイ役ですし・・・)
「ついにここまで来たか〜」となにやら感慨深いモノがあります。


発売日は、2009年10月10日。
価格は、 税込 6,825円です。



< F-4J 撃震 (国連軍仕様)>


登場作品は、
『マブラヴ オルタネイティヴ』



本機は国連軍・横浜基地所属部隊が配備する、
「F-4J 撃震」のオルタネイティヴ計画部隊仕様機。

同計画に関わる装備は現地政府の調達が原則である為、
「F-4 ファントム」の日本帝国ライセンス生産モデルの国連軍仕様
という複雑な血統を持つ機体となっている。

F-4シリーズは、近代化改修による第2世代水準性能への引き上げが図られた
「ブロック214」がその最新生産型であるが、
横浜基地所属部隊の一部の機体は、
オルタネイティヴ第四計画で開発された新OS「XM3」を搭載した
運動性向上型「ブロック215」への発展を遂げている。




では、そろそろ商品紹介です。

まずは、いつもの通り。

裏面には機体説明と、
この機体といえばこの人、「神宮司 まりも」軍曹のイラスト。

国連軍仕様の撃震の衛士といえば、
他にも通称(?)”メスゴリラ”な「インドラ・サーダン・ミュン」中尉他、
XM3評価試験の場面で登場した先輩衛士達や主人公「白銀 武」といったところも思い浮かびますが、
私の中ではやっぱり、まりもちゃん機のイメージが一番強いです。


ラインナップ紹介は教え子達の機体、
第13弾と第14弾の国連吹雪となってます。



<本体>

塗装は、
青、グレー、センサー部の水色など全般的にツヤ消し。

いや〜、想像してた以上に国連ブルーの撃震はカッコいいです。


塗装品質はいつも通り。特に問題ないレベルだと思います。


バストアップ。

頭部センサーマストは軟質なPVC製ですが、特によれたりする事もなく。
右肩には、初めてのタンポ印刷による再現となる”UN”マークがしっかりと。



国連ブルーは、吹雪や不知火よりも薄くくすんだブルーで渋い色味に仕上がってるかと。




<付属品>


 92式多目的追加装甲+持ち手(左)
 ブレードマウント ×2
 ブレードマウント(空) ×2
 74式近接戦闘長刀+持ち手(左右)
 87式突撃砲+持ち手(左右)
 65式近接戦闘短刀+持ち手(左右)
 握り手(左右)
 跳躍ユニット(左右)
 跳躍ユニット接続パーツ(左右)

 武装は全て、いつも通りに持ち手と一体。

 武装パーツの可動有無については、
 同一武装が付属するその他の戦術機
 と同じ仕様です。


 第21弾の撃震では、
 他の機体よりキラキラ分多めだった多目的追加装甲ですが、
 今回は他と変わらず。


雑誌や公式サイトで発表された付属品の内訳を目にした時、きっと誰もが思ったことでしょう、

「あれッ?!ガンマウントは?」と。


赤・青の瑞鶴もそうですが、
第1世代機はガンマウントが付属せずにがっかりする事が多いような・・・
付属品については、第21弾の帝国軍仕様の撃震と同内容で全く問題無かったと思うのですが、
変更にはなにかしらの意図があったんでしょうか?
(二刀流出来るのって、個人的にはそう嬉しい事でもないんですよね。「撃震」の様な機体だと尚更に。
 ブレードマウントとガンマウントを1つずつ装備した戦術機の姿が好きなので、
 ブレードマウント2つよりも、ブレードマウント1つにガンマウント1つの方が嬉しかったりします)



<本体・付属品の可動など>


本体・付属品の可動などは、
既に紹介済みの「第21弾 F-4J 撃震」と同じなので
そちら<⇒コチラです>をご覧下さい。




お次は、装備仕様など。


< 突撃前衛 (ストーム・バンガード) 仕様 >

ブレードマウント×2 + 突撃砲×1 + 多目的追加装甲





< 強襲前衛 (ストライク・バンガード) 仕様 >

ブレードマウント×2 + 突撃砲×2




< 迎撃後衛 (ガン・インターセプター) 仕様 >

ブレードマウント×1 + 突撃砲×1 + 多目的追加装甲





一般的かつ汎用的な装備仕様が出来ないのは寂しい・・・



最後は、ポージング等で。








下半身の可動範囲が狭いので、下半身でポーズに変化を付けるのは難しいんですが、
まぁ、あまり派手なポーズを必要としない機体だと思うので、
下半身の可動範囲を欠点には感じません。




「う〜ん・・・やはりガンマウントが無いのは寂しいなぁ」
という事で、先日思わぬところ(『ホビーラウンド2』レポ参照)で手に入った予備のガンマウントを塗ってみました。


・・・が、
半日を費やして調色と格闘したにもかかわらず、かなり違和感の残る色にしか出来ず。

(肉眼では「ま、まぁ・・・いいかな、これで・・・」なんて自分を誤魔化すことも出来たんですが、
 カメラで撮るとやっぱり違和感が気になりますね・・・)

前に国連不知火の薄い方のブルーを作った時に使った
Mr.カラーの「ホワイト」、「キャラクターブルー」、「ブラック」の3色に加え、
「クリアーレッド」や「ミディアムブルー」も使って色々試行錯誤したんですが、
ほんの少しだけ赤みを感じる製品の青にどうしても近づけられませんでした・・・

まぁ、豊富な調色経験なんてガンプラ少年だった大昔に置いてきてしまった人間なので、
簡単にはいかないだろうなぁとは思っていたんですが。
いずれ再挑戦したいところです。


違和感は残るものの、これで一応クーデター事件でのまりもちゃん機再現も可能になりました。
(装備については、クーデター事件で実際に戦闘が始まる前、
 武が温泉の話題を振ってるシーンで、うっすら写ってる撃震の背面画像で確認)




念願だった207戦術機甲小隊も再現出来たので、記念に1枚。

(まさに”記念写真”な構図ですが・・・)

スマートな吹雪だからこそ出来た7機撮り。
撮影スペースはもう本当にギリっギリで、各機の顔と識別番号が写る様に配置するのに一苦労。


劇中で多くの機体と絡んだこの機体なので、
国連吹雪以外にも、色んな機体と並べて楽しめますね。


という事で、”烈士”不知火と。

帝国軍の富士教導隊に所属していた過去のあるこの方なら、
帝国軍のエリート衛士が駆る第3世代の不知火が相手でも上手く渡り合えていたんでしょうねぇ。


もっと他の戦術機と絡めて、
12.5クーデター事件の色々なシーンを撮りたいなぁ、なんて思ってましたが、
時間的&センス的な問題もあり・・・

という事で、最後にあの乱戦の縮図的な感じの画で〆です。


(出来れば、委員長の吹雪も入れたかったんですが、これ以上は無理でした・・・)




以上、
A3 第28弾「F-4J 撃震」(国連軍仕様)でした。


ズッシリとした第1世代機特有の重量感がよく再現されていて、
なおかつ上半身がよく動く「撃震」は、相変わらずよい商品です。

待ちに待ってた機体でしたが、
国連ブルーに塗られた撃震は想像以上に精悍で、満足度も高いです。

ガンマウントが付属しない事が、返す返すも本当に唯ひとつ残念な点かと。





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