A3 第30弾
統一中華戦線
J-10 殲撃10型
「跳躍ユニット」を装備させた姿。
跳躍ユニットの接続パーツには、二重関節のA-LOCKが使用されているので、角度の保持力は抜群。
右画像でお分かりの様に、胴体側接続パーツとの接続軸がL字状という今までにないA-LOCKになっています。
このL字状の軸の部分はかなりキツ目に接続されているので、動かす時は横着せずに
軸の辺りをしっかり持って丁寧に動かさないとねじ切れるかも・・・
(熱湯や熱風で温めてから一旦A-LCOKを外して、軸の太さを調整するのもいいかもしれません)
なので、ユニットをA-LOCKで上下動させる時は、若干注意が必要になります。
ユニットと胴体の接続部の保持力は、特にポロリの心配は無い程度に保持力あり。
跳躍ユニットも小ぶりで軽いので、そういった意味では扱いやすいかと。
続いて、武装パーツです。
まずはひと目見た時から装備させるのを楽しみにしていた、「77式近接戦闘長刀」から。
この長刀は、雑誌「TECH GIAN」掲載の機体説明によると、
中国の「柳葉刀」(りゅうようとう)という刀をイメージしたものとの事。
こういう形状の刀を見ると、つい「青龍刀」という言葉が浮かんでしまう私ですが、
よく考えてみると「青龍刀」というのは、三国志の関羽が持っている様な長い柄のついた武器の事なんですよね・・・
お次は、「82式戦術突撃砲」。
米軍の一世代前の突撃砲「WS-16C」を改造したもので、ストック部分などが短くなっている、
との事ですが、それでも元の突撃砲がデカイ分、かなり大きなサイズです。
こちらは、アージュ発行のファンブック「LUNATIC DAWN BASE521」によると、
実在の「97式突撃銃」をイメージしてデザインされたとの事。
軽さと刃の薄さに驚いた長刀や、コンパクトな機体に映える大きな突撃砲、
やはり全くの新規武装を目にするのは楽しいものですね。
続いてはマウント類。
こちらも新規に作られたブレードマウントは可動ギミックあり。
いつもの様に抜刀前後の再現が可能です。
ブレードマウントの可動部は簡単な構造なので、弄りすぎてユルくなってしまってもメンテナンスが簡単です。
(GK版タイフーンのブレードマウントも同じ様な構造でした)
ガンマウントは米軍(や日本配備の機体)と同じデザインで、
いつも通りにギミック等は特になし。
このガンマウントを見ると、「そういえば、この機体も元は米軍のF-16なんだよなぁ」
という事を思い出します。
(あまりにも長刀を持った姿が似合い過ぎて、ついつい出自を忘れてしまいがちです・・・)
統一中華戦線の装備仕様はよくわからないので、
いつもの様な<装備仕様>コーナーはやらず、武装を一通り装備した画像を
ここでお届け。
・・・う〜む、
この機体から長刀を取り上げてしまうのは、とてもいけない事の様な気も・・・
前述のファンブックによると、この機体には
”バックラー型の近接戦用増加装甲”なる装備も存在するそうなので、
そちらも出来れば見てみたかったです。
おもむろにSu-27と並べてみたり・・・
A3はノンスケールなシリーズですが、
それでも小型で軽量、といった機体の特徴はよく再現されているのではないかと。
最後は、ポージングで。
結構万能な感のあるハセガワの「フレキシブルスタンド 【ロボット用A】」ですが、
それなりに使えるといったところ。そんなにきっちり保持は出来ません。
頭部も上を向けるし、胸部可動もあるしで飛行した姿もキマります。
ユウヤの白い不知火・弐型1号機と絡めたり
相性抜群(?)の喧嘩相手、タリサの不知火・弐型2号機と絡めてみるのも楽しいですね。
以上、
A3 第30弾「J-10 殲撃10型」でした。
トップヘビーな長刀を振り回してれば、それだけで幸せ・・・
いや〜、やはり新規造形の機体は色んな驚きや喜びがあって、
弄るのが本当に楽しいです。
股関節等、一部の可動範囲を狭く感じてしまうところもあるにはあるのですが、
(まぁ、それも比較対象を「不知火・弐型」に設定すると、の話で殲撃も十分優秀な可動です)
各所パーツやA-LOCKもカッチリしていて(特に股関節の安定感が嬉しい)
トムキャットやタイフーンといった次の新規造形機体に凄く期待出来る商品でした。
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