A3 第34弾
日本帝国軍 94式戦術歩行戦闘機
不知火
「―――すでに雪は降り出した。
地に積もった雪は陽に照らされ、冬の終わりを告げる雪解け水となる。
夜明けは近い・・・我等は雪となり、この国の汚濁を洗い流す。
―――そして、陽の差すところに・・・雪が残ることはない―――
・・・参る―――!!」
(コミックス版『マブラヴ オルタネイティヴ』 第5巻より。
コミックス版からセリフを持ってくるのは初めてですが、駒木中尉の悲壮な決意が感じられるこのセリフを目にして、もうこれしかない!と。
沙霧大尉のは第8弾でやりましたしね。)
『A3』6thシリーズ第34弾は、
JSP仕様となり可動がパワーアップしての再登場となる、日本帝国軍仕様の不知火。
本体の可動以外の追加要素として、
一般機仕様の帝国不知火が再現可能となっているので、
『マブラヴ アンリミテッド ザ デイ アフター』に登場した”あのお方”の搭乗機として飾るのもいいかもしれません。
こちらは、
2010年10月10日に開催されたイベント『ホビーラウンド4』会場にて先行販売され、
一般販売は11月6日から、と
通常ラインナップながらもLIMITEDの様な販売方法となっています。
価格は、税込み 6,825円。
<94式戦術歩行戦闘機 不知火 日本帝国軍仕様>
登場作品は、
『マブラヴ オルタネイティヴ』
『マブラヴ アンリミテッド ザ デイ アフター』
ホビー誌「ホビージャパン」の連載企画『Tactical Surface Fighter in Action』(略して、TSFIA)。
2008年1月号掲載の# 1「12.5 Coup d'etat」
2010年6月号掲載の#34「Carbon-Carbon Friction」にも登場しています。
「不知火」は世界初の実戦配備型第第3世代機にして、初の純国産戦術機。
元々は第1世代戦術機である「F-4J 撃震」のライセンス生産、
および「F-4J改 瑞鶴」開発により得た技術情報を基に、
河崎/富嶽/光菱の3社によって共同開発されるはずであったが、
第2世代戦術機の開発どころか生産すら未経験の
日本メーカーによる第3世代戦術機開発は難航した。
そのため、帝国軍は先に第2世代戦術機「F-15J 陽炎」をライセンス生産。
その技術蓄積を基に開発されたのが「不知火」である。
同機では、耐熱耐弾装甲を重要部に限定採用したことにより、
四肢可動範囲の拡大と機体の大幅な軽量化に成功。
加えて機動性や整備性が従来機に比べて大幅に向上している。
新開発の複合装甲表面には、耐レーザー蒸散塗膜加工も施されている。
12.5事件当時、クーデター軍に参加した不知火は、
腰部装甲に”烈士”の文字をマーキングしていた。
では、
いつも通りにパッケージから。
コンパチでふたつの仕様が再現出来た「国連派遣部隊の武御雷」と同じく、
パッケージには”烈士”仕様と一般機仕様の不知火が。
裏面には恒例の機体説明とラインナップ紹介(第33弾の「F-14Ex スーパートムキャット」)。
<本体>
塗装は頭頂部の白い箇所を除いて、ツヤ消し塗装。
(なぜ頭頂部はツヤ消しになってないのでしょう・・・個体差かな?)
パッケージ状態は、”烈士”仕様でした。
塗装はいつものA3レベル。
綺麗に仕上がっていると思います。
右肩の国籍マークと右腰部の”烈士”はタンポ印刷。
第8弾の不知火(画像右側)では、足にブルーのラインが入っていましたが、
今回は他の箇所と同じグレーになっています。
この変更については、「公式設定の変更に伴うもの」で(メカ本ではグレーになってましたね)、
第8弾の塗装ミスというわけではないとの事。
こちらは、ボークスSRのスタッフに確認された方(イベント会場でお世話になっている方です)から
頂いた情報です。
<付属品>
92式多目的追加装甲×1
ブレードマウント ×1
ブレードマウント(空) ×1
ガンマウント ×1組
ガンマウント(空) ×1組
87式支援突撃砲 +持ち手(右)
87式突撃砲 +持ち手(左右)
74式近接戦闘長刀 +持ち手(右)
65式近接戦闘短刀 +持ち手(左右)
一般機用右腰装甲パーツ
握り手(左右)
92式多目的自律誘導弾システム ×1組
レーダーコンテナ ×1組
跳躍ユニット(左右)
跳躍ユニット接続パーツ(左右)
武装は全ていつも通り、持ち手と一体。
第8弾の付属品+一般機用の右腰装甲 といった内容に。
そして、
購入すると「92式多目的追加装甲」の先端パーツがもれなく付いてきます。
このパーツは、
発売前に「全ての製品で盾パーツに製造上の誤接着がある事が判明」したとの事で、
そのフォローとして配布されたモノです。
(11月の通常販売分も同様との事)
パッケージに封入されているものは画像左側で、
ビニールに入っているものは画像右側。
左側のは本来外れる黒いパーツが接着されてしまっています。
これが外せないと、追加装甲を打突形態にする事が出来ません。
・・・・・・まぁ、余剰パーツが1コ増えるぐらいで、他に購入者の負担は無いワケですし・・・ね。
右腰装甲を差し替えることで、一般機仕様に。
<可動など>
可動については既に紹介済みの
2009 LIMITED 05「不知火 ジョイントストライクパッケージ」をご覧頂けたらと。
<⇒ こちらです>
それでは、武装を装備した姿を。
(今回は時間の都合で軽めです。スイマセン)
一般機の姿はなかなかに新鮮。
最後は、いつもの通りにポージング画像で〆。
ディスプレイスタンドには、
ハセガワの「フレキシブル・スタンド 【ロボット用A】」を使用してます。
バンダイの「アクション・ベース1」や「魂STAGE ACT.5」なども使えます。
国連吹雪にラプター、武御雷 Type-00F・・・と絡めたい機体多数の帝国不知火ですが、
今回はコミックス第5巻から国連不知火を。
せっかくよく動く帝国不知火が出たことですし、
国連吹雪、ラプター、赤い武御雷 Type-00Fとも絡めたかったんですが、
残念ながら時間が無く・・・・・・
太ももロール部のヘタレ易さ、股関節強度の不安感は今回もありました。
う〜ん・・・ 既に不知火の持病になってしまってる感も・・・
以上、
A3 第34弾「日本帝国軍 不知火」でした。
帝国不知火は多くの機体と戦っている機体なので、
可動面がパワーアップしたJSP仕様は、他の『A3』との絡めやすさもUPしていて嬉しいです。
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