A3 第35弾
 日本帝国軍 04式戦術歩行戦闘機
 
不知火・弐型 伊隅戦乙女中隊(イスミ・ヴァルキリーズ)所属機



「・・・・・・伊隅大尉、速瀬中尉、涼宮中尉。
 彼女たちを見守っていてください。・・・・・・そう簡単にそっちには、いかせませんから―――」


  (『TSFIA』 #38 より。)




『A3』6thシリーズ第35弾は、
日本帝国軍カラーを身に纏い、左肩に”あの”エンブレムを持つ不知火・弐型。


こちらは、第22弾に続いて『A3』シリーズ2度目の誌上通販となった商品です。
(誌上通販の受付は、
「ホビージャパン」2010年10月号、11月号と
「テックジャイアン」2010年11月号にて行われました)


さて、この機体。

2009年10月号に掲載された
錬鉄作戦 第2部となる『TSFIA』#26に懐かしいキャラクターと共に颯爽と登場し、
「帝国軍に制式採用か?」と、
歓喜した(弐型は「悲劇の機体になる」と、よく言われてたので・・・)のも束の間のこと。

翌月の錬鉄作戦 第3部に
またもや懐かしいキャラクター達を乗せて、ライバル機「F-15SEJ 月虹」が登場し、
「どうやら弐型は不利っぽい・・・」と1ヶ月前の歓喜はどこへやら。
(F-15系列も好きではあるのですが、やっぱり不知火の方が好きなんですよね)


と、思いきや
1年後に掲載された『TSFIA』で、制式採用決定!


と、持ち上げられたり、落とされたり・・・
製作者の方々の手の平でいい様に踊らされたのはいい思い出です。




発売日は、2011年1月29日。
価格は、 税込 7,000円です。



< 日本帝国軍 04式戦術歩行戦闘機  不知火・弐型>


登場作品は、
ホビー誌「ホビージャパン」の連載企画『Tactical Surface Fighter in Action』(略して、TSFIA)
2009年10月号掲載の#26「Heritage of Valkyries」
2010年10月号掲載の#38「Continental Fighters」



「不知火・弐型」は、
日本帝国軍の次期主力戦術機開発の日米共同開発計画「XFJ計画」で
生まれた概念実証試験機。

日本製第三世代戦術機 不知火・壱型丙に多数の米国製強化パーツを組み込むことによって、
索敵・目標補足能力の強化、機動性の向上並びに稼動時間の延長に成功している。

次期主力戦術機選定にあたり、
日本帝国軍上層部及び国防省首脳部の大勢は、
将来予想される対人類戦に備えて、
ステルス能力を有する「試02式 月虹(F-15SE)Jの制式採用を目論んでいたが、
政威大将軍・煌武院悠陽は極端な対人類装備の拡充を内外に示すことをよしとせず、
対BETA戦に秀でる「試01式 不知火・弐型」の制式採用が決定。
2004年、同機は04式に改名され、日本帝国軍の主力正面装備となった。

2003年4月の甲20号攻略を目的とした錬鉄(スレッジハンマー)作戦、
同年8月のサハリン沿岸掃討作戦などで卓越した戦技を見せた涼宮 茜中尉らが所属する
富士教導団「イスミ・ヴァルキリーズ」の機体には、
帝国軍では異例であるペットマークの塗装が許可されており、
左肩部装甲ブロックには伝説となった中隊章をリファインした戦乙女のマークがあしらわれている。


搭乗者は、
宗像 美冴大尉、
風間 祷子中尉、
涼宮 茜中尉、
伊隅 あきら中尉
(『TSFIA』では下の名前が明記されていないので、もしかしたら伊隅まりかの可能性もあったりしますが・・・)
など。



そろそろ商品紹介を。



裏面には恒例の機体説明と、衛士イラスト。


衛士イラストが茜だけ、というのは少々意外でした。


ラインナップ紹介は、第33弾と34弾。


<本体>

本体色にはパールが入っている様で半光沢に。

センサー部等はツヤ消し仕上げです。

スミイレ箇所は結構多いです。
後は頭部にスミイレを追加してあげたいですね。



塗装精度は、いつも通りのレベルです。



頭頂部や両肩のマーキングは、タンポ印刷で再現。




タンポ印刷での再現が凄く嬉しい”ヴァルキリーズ”マークは、
十分な再限度かと。



弐型バリエーションズ。


右から始まり、左に落ち着いたワケですが、
並べると、それぞれの派手さと渋さが際立ちます。




<付属品>

タリサの2号機や第27弾の1号機と同内容となっています。


 ナイフシース展開パーツ ×1
 ブレードマウントパーツ ×2
 ブレードマウントパーツ(空) ×2
 ガンマウント ×2
 ガンマウント(空) ×2
 74式可動兵装担架システム前方展開パーツ×1組
 74式近接戦闘長刀+持ち手(左右)
 87式突撃砲+持ち手(左右)
 65式近接戦闘短刀+持ち手(左右)
 握り手(左右)
 跳躍ユニット(左右)
 跳躍ユニット接続パーツ(左右)


 武装は全て、いつも通りに持ち手と一体。

 パーツの可動有無については、
 同一パーツが付属するその他の戦術機
 と同じ仕様です。




付属品豊富ではありますが・・・・・・


ここは是非とも「02式中隊支援砲」を付けて欲しかった!!

2つの登場作品、両方で使われていた武装ですしね。


あと、宗像機や風間機、茜機等の識別番号の
マーキングシールも欲しかったです。

TSFIA#27にある”伊隅ヴァルキリーズの元隊員5名”のうち、
 性名不詳の残り2名のヴァルキリーズ隊員が
、この商品で判明!」

・・・とかちょっと期待していたもので。




<本体・付属品の可動など>


本体・付属品の可動などは、
既に紹介済みの「2009LIMITED No.03 XFJ-01b 不知火・弐型」と同じなので
そちら<⇒コチラです>をご覧下さい。




お次は、少ないですが装備仕様など。


< 強襲前衛(ストライク・バンガード) 仕様 >

ブレードマウント×2 + 突撃砲×2



・・・普段はあまり重要視してないパーツですが、
ポジション毎の武装仕様を撮ってると、
「多目的追加装甲」が付かないのが残念に思えてきます。



< 強襲掃討(ガン・スイーパー) 仕様 >

ガンマウント×2 + 突撃砲×2





一般的かつ汎用的な装備仕様。

ブレードマウント×1 + ガンマウント×1 + 突撃砲×1


この2枚は頭部や武装、跳躍ユニットにスミイレを追加して撮ってるんですが、
画像にすると他とあまり変わらないですね・・・



最後は、ポージング等で。




使用スタンドは、ハセガワの「フレキシブル・スタンド 【ロボット用A】」・・・・・・ですが、そんなにカッチリとは固定できてません。
(不知火系には、やはりバンダイの「アクション・ベース1」がオススメかと)










「やっぱり、中隊支援砲を持たせたい!」

という事で、近いカタチをしているパーツから持ち手を自作してみました。

右手は、 第28弾の国連撃震の長刀持ち手
左手は、国連不知火の短刀持ち手
を使用しました。

リペイントに使った色は、
ホビージャパン2009年10月号の『TSFIA』に掲載されたカラーレシピを参考にしてます。



第32弾のタイフーンから拝借した「Mk-57 中隊支援砲」改め、
「02式中隊支援砲」を持たせてみます。


細身のタイフーンにもよく似合ってましたが、
ゴツ目の不知火・弐型にも合いますねぇ。



(ここからは最後まで、”自己満足コーナー”です。
 ・・・色々お目汚しするかとは思いますが、ご容赦を!)




スクルド1了解、お任せを!
 ・・・さあみんな、仕事の時間よ!パーティは反応路を血祭りに上げてから。

 よぉし、全機中隊支援砲用意!」


「奴らの背中はがら空き、光線級まで一直線!  
これで人類は勝つよッ! ぶっ放せえッ!





もう1枚は#38から。

「―――良い腕だ! 感謝するぞ、帝国(インピェーリヤ)

(各機の間隔が近すぎますが、狭い撮影スペースなのでこれが限界・・・

 左の支援突撃砲は、第34弾から拝借。 #38の画像で持ってる機体がいたので。
 ・・・ただ、同じ帝国軍機とはいえ、不知火の灰色と弐型の灰色はかなり違うので、
 見えないようにして誤魔化してます。)


さて、この画像、
結構撮るのに時間かかったんですが、出来上がったのがコレでした・・・結構凹みました・・・
お恥ずかしい出来ではありますが、せっかく1時間使って撮ったモノなので掲載。


ジャール1のSu-37M2にはやっぱり、
ジャール2だった彼女が搭乗してるんでしょうかねぇ?
そうだといいのですが。




・・・色々、スイマセンでした。





最後は、
弐型制式採用決定に加え、2つの作品が交わる瞬間に凄く燃えてしまった
『TSFIA』#38に登場した”意志を受け継ぐ”機体達で。




以上、
A3 第35弾「04式戦術歩行戦闘機  不知火・弐型 伊隅戦乙女中隊所属機」でした。


弐型ということで、今回一番気になっていたのが
股関節だったんですが・・・
以前発売された弐型からは、かなり改善されている印象です。
購入した弐型はどれも程度のよいA-LOCKでした。


ただ、改善されている箇所もあれば、残念なままの部分もあり。
跳躍ユニットや背部のウェポンマウントパーツがかなり外れやすかったです。


後は、
やっぱり「02式中隊支援砲」が付属していないのが、凄く残念だなぁと思います。
股関節もいい状態になっているこの商品に
これが付いていれば、かなり良い商品になっていたと思うのですが。



・・・まぁ、でも、
左肩にこのマーキングを持つ機体が、目の前にあるのがもう凄く嬉しいので・・・




なんとか、ライバル機「月虹」も製品化して欲しいものです。



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