A3 2010 LIMITED 02
 EF-2000
 
タイフーン
 
 
西ドイツ陸軍第44戦術機甲大隊”ツェルベルス” 大隊指揮官・第1中隊長 ヴィルフリート・アイヒベルガー少佐機

 



「―――ここは欧州大陸、我ら番犬(ツェルベルス)が故郷、すなわち地獄だ。 けして気を抜くな」

 
(『TSFIA』 #21 より)



「ホビージャパン」にて現在展開中の欧州を舞台に人類とBETAとの戦いが語られる『The Euro Front』。
その登場機体からの『A3』化第1号は、
主人公が所属する西ドイツ陸軍”ツェルベルス”大隊の指揮官兼第1中隊長、
”黒き狼王”ヴィルフリート・アイヒベルガー少佐の駆る漆黒のタイフーン。


2月7日(日)開催の真冬のイベント『ワンダーフェスティバル2010[冬]』にて先行販売され、
会場での販売価格は、イベント限定価格(税抜きになってます)の6,500円。

当イベント後にも、
2月27日(土)~28日(日)にボークスが開催するイベント『VOLKS ALL THAT'S HOBBY 12』
(全国のボークスSR、ホビースクエア京都、通販隊、WEBサイトストアにて開催)、
での販売が予定されています。

こちらでは、税込み 6,825円になると思われます。

また、
いつもの通り、アージュファンクラブ会員向け通販にても数量限定販売が予定されています。
(販売開始日等、詳細は未発表)





< EF-2000 タイフーン ”ツェルベルス”大隊指揮官・第1中隊長 ヴィルフリート・アイヒベルガー少佐機

登場作品は、
雑誌「ホビージャパン」の連載企画『Tactical Surface Fighter in Action』(略して、TSFIA)
2009年6月号掲載の#21 『The Euro Front』#3 「Vorländerwölfe」


「タイフーン」は、欧州連合が共同開発した多任務第3世代戦術機。

開発はNATO加盟各国による第2世代戦術機共同開発
『ECTSF(European Combat Tactical Surface Fighter)計画』としてスタートしたが、
欧州の戦況悪化などによりスケジュールは大幅に遅延。
フランスの脱退を引き金に計画中止が危ぶまれたが、英国による第3世代機開発への転換提案、
その後の概念実証機単独製作などの紆余曲折を経て、
ようやく第一線級の多任務戦術機としてデビューした。

漆黒のタイフーンは、国連大西洋方面第1軍ドーバー基地に駐留する
西ドイツ陸軍第44戦術機甲大隊・通称”ツェルベルス”大隊を指揮する
ヴィルフリート・アイヒベルガー少佐の乗機である。

戦場における驚異の運動性やその戦果から、
同機は特別仕様機であるとされているが、
それはグレート・ブリテン防衛の七英雄が一人”黒き狼王”(シュヴァイツァー・ケーニッヒヴォルフ)
の異名を取るアイヒベルガー少佐の勘と天才的な操縦技能によるものであり、
塗装とセンサーカラー以外の一般仕様機との差異は一切無い。




まずはいつも通りにパッケージから。


裏面には恒例の機体説明と、
この機体の衛士であるヴィルフリート・アイヒベルガー少佐のイラスト。
(メカ本に顔だけ掲載されてたイラストの全身バージョンかと。全身バージョンは初公開?)


ラインナップ紹介は、第32弾の一般機のタイフーンです。



<本体>

本体色のブラックは、シルバーが入った金属感のある塗装。
(ギラギラしたメタリック塗装というわけではなく、鈍い光沢を放っています)
センサーのパープルはツヤ消し塗装。
本体色の黒は、画像では少し明るくなってしまってますが、
実際にはもっと黒く、”漆黒”と評されるのに相応しい色です。

また、本体色は1色の黒ではなく、肩の六角形の箇所等は、1段暗い黒に。

前腕部のブレードは硬質素材でシャープな出来映え。
設定では前後に可動しますが、商品では再現されず。
(以前、ボークスのヤマグチさんが「腕が細すぎてギミックを仕込めなかった」と
 悔しがってました)

頭部のセンサーマストや肩、足のブレードエッジは軟質なPVCが使用されていますが、
頭部以外は特によれたりせずにカッチリとしてます。


胸部中央には、”ツェルベルス”大隊の部隊章がタンポ印刷で再現されてます。

かなり小さいサイズなのですが、再現度高し!
「ケルベロス」もくっきりと。



塗装品質ですが、なかなかに綺麗です。



いつもは触れませんが、今回は気になったので・・・

平手の表情付けが独特です。

ん~・・・・・・やっぱりもうちょっと汎用性のある表情付けをして欲しかったところ。



さて、このタイフーン。
単体だとわかり辛いのですが、かなり細身な造形で
特に腰などは今までの『A3』の中で最も細いのではないかと。
(メカ本でタイフーンのイメージは”欧州の武御雷”と書かれていたので、本家と並べてみました)





騎士の甲冑をイメージしたと言われる頭部。




全体的に軟質なPVC製で、センサーマストがよれてしまってるのは残念ですが、
(センサーマストは硬質なパーツでビシッとさせて欲しかった・・・)
手元にあるレジン製の頭部と比べてみても、タイフーンの鋭角なイメージはそんなに損なわれていないかと。



<付属品>


まずは製品に付属しているモノから。

 ブレードマウント ×1
 ブレードマウント(空) ×1
 ガンマウント(空) ×1
 BWS-8 +持ち手(右)
 GWS-9 +持ち手(右)
 握り手(左右)
 跳躍ユニット(左右)
 跳躍ユニット接続パーツ(左右)


 武装は全ていつも通り、持ち手と一体。












そしてこちらが、
『A3』公式サイト等に置かれているアンケートを会場ボークスブースのレジで渡す事で
もれなく貰える「スペシャルブリスターパック」の内容物。
 ガンマウント ×1
 Mk-57中隊支援砲 ×1
 Mk-57中隊支援砲関連パーツ
 (・ドラムマガジン ×2
  ・手首(左右))









製品の付属品だけでは寂しい事この上ないですが、
まぁ、「スペシャルブリスターパック」はもれなく貰えますし、そんなに不足感はないかなと。

ただ、製品のパッケージや説明書には、付いていない筈の「ガンマウント」が載ってしまってるので、
「パーツが足りない?!」と思ってしまう方もいたみたいですね・・・
公式ブログによると、ブリスターの配置の都合で「スペシャルブリスターパック」の方にガンマウントを
 入れざるを得なかった様ですが)




武装パーツや「跳躍ユニット」を装備させた姿については、後ほど。


続いては”新規機体”の恒例コーナー、可動部位の紹介を。


<可動>

関節は、おなじみのA-LOCKと軸接続に加え、
首にボールジョイントが使用されています。


<頭部>

胴体と首がボールジョイント接続。
頭部は首に固定されていて、前方向への可動が物足らないものに。
(真正面を見据えた辺りが前方向への可動限界。下は向けません)

ここはボールジョイント可動改造が必須かと。
下を向けないのは辛いですし・・・。
(余談ですが、てっきり頭部が独立可動すると思ってグリグリしてたら頭部がポロリと・・・。
 まぁ、どうせボールジョイント仕込む為に分離させるつもりだったので問題なしですが)
 

左右の可動範囲の方は、デザインの都合でちょっと狭いです。


<肩・腕>

胴体と肩、肩と腕の接続に一重関節のA-LOCKが使用されています。
(肩装甲のみの独立可動はせず)



肩の付け根で前後に肩を振る事も可能。




上腕ロール範囲はこの程度。



肘は二重関節のA-LOCK。

十分な可動範囲かと。


手首はいつも通りに丸軸での接続なので、回転のみ可能。




<胸部>


胸部は、A-LOCK接続での前後可動あり。


前には2クリックほど動いてくれるのですが、
後ろへは背中側でパーツが干渉してしまうので、ほとんど動かず。


上半身と下半身を繋ぐA-LOCKは逆L字に曲がった状態となっているので、
上半身を左右に傾ける事が可能です。

左右に傾けられるとポーズに幅が出来るので、この可動は嬉しいです。



腰は下半身との繋ぎ目で左右へ回転可能です。

干渉するモノも特にないので、真後ろまで。




<股関節・膝・足首>


膝裏パーツは取り外し式。
膝を曲げる際には取り外す必要あり。



太ももは前・横にこの程度可動します。膝の可動範囲は左画像で。



膝裏パーツ取り外し式は、膝の可動範囲が広くなるのが嬉しいところ。

「殲撃10型」や「F-16」、「F-14D」といった膝裏パーツを取り外さない方式も
動かすのに手間が省けて好きですが、
膝の可動範囲が少し狭くなってしまうのが難点なんですよね。
・・・まぁ、どちらも一長一短といった感じでどちらがいいとも言えないのですが・・・


足首は、一重関節のA-LOCKが採用されています。

前後ともに必要十分な可動範囲かと。


横方向へはこの程度です。






可動部位を紹介し終えたところで、いつも通り長くなってきたので、
装備仕様等の続きについては、<
こちら>で




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