A3 2010 LIMITED 02
EF−2000
タイフーン
西ドイツ陸軍第44戦術機甲大隊”ツェルベルス” 大隊指揮官・第1中隊長 ヴィルフリート・アイヒベルガー少佐機
「跳躍ユニット」を装備。
うん!カッコイイ!!
(大型ながらシャープなデザイン&造形で本体とのマッチ感が絶妙だと思います)
可動部位には二重関節のA-LOCKが使用されていて、
取り回し易い位置にユニットが配置されます。
(胴体との接続軸は1本)
跳躍ユニット側で左右に回転、胴体接続パーツ側で上下に動かせます。
さてさてこの跳躍ユニット、
主翼にあたる部分は軟質のPVC製なのですが、
(ここは残念)
パッケージから取り出した状態でミョイ〜ンと湾曲してしまってました。
流石にこれはカッコ悪いな〜と、熱湯に浸けてせっせと直そうとしたところ、
熱湯に十数秒浸けただけで歪みが取れ、労せずにピシっと真っ直ぐになってくれました。
(掲載している画像は全て湾曲修正後です)
当初は平たい板に挟んだりして歪みを取らなきゃダメかなと思っていたので、嬉しい限りです。
修正してから展示して数日経ちますが、まだ真っ直ぐなままです。
(一度ブリスターに戻したらまたミョイ〜ンとなってしまったので、
ブリスター形状に原因があるのかも?)
上記の方法で必ず労せずに歪みが取れるとは限りませんが、
試してみる価値はあるのではないかと。
(※ 浸ける熱湯の温度は、80℃〜90℃くらいです)
続いて、武装パーツです。
まずはウェポンマウント類から。
ウェポンマウントの接続軸は斜めに挿し込むカタチです。
ブレードマウントは新規造形。
他の国のモノと同様にハルバートがマウントされたモノ、されていないモノ共に
可動ギミックがあり、抜刀直後の状態も再現可能です。
ガンマウントも新規造形。
こちらも他の国のモノ同様に可動ギミック等は無し。
ウェポンマウントを装備した状態での可動への影響ですが、
ブレードマウント、ガンマウント共に頭部に思い切り干渉します。
商品状態では前方向に頭部を逃がせない機体なので、これはツライところです。
個体差による頭部の接続位置によっては、頭部がどちらかに傾いた上体で固定される事もあるかと。
(私のは前述の通り、頭部が分離してしまってるので、画像では若干前に逃がせてますが・・・)
ウェポンマウント2種は、
根元までキッチリはめなくてもあまり目立たない接続方法なので、
頭部との干渉を避けられる辺りの位置に
止めておくのがオススメです。
肩可動にはあまり影響なし。
続いて手に装備した状態の武装を。
突撃砲は新規造形の「GWS-9」
小ぶりで取り回し易いのですが、平手の形状が”アレ”なので、
左手を添えたポーズは微妙なモノに・・・
・・・悲しい。
ハルバート状の近接格闘兵器「BWS−8」
硬質な素材でシャープな造形。
握り手や平手など独特な手首が多い商品ですが、
ハルバート持ち手は素直な角度でひと安心。
(握り手の角度は設定画通りの角度ではあるのですが・・・)
最後は長モノ好きにはたまらない「Mk-57 中隊支援砲」
ドラムマガジンはカバーを外してから取り付け。
マガジンは設定どおり、左右に取り付け可能です。
(画像で左のみなのは・・・
なかなかカバーが外せずに左側を外した際に塗装が剥げてしまったので、右はそっとしておこうかな、と・・・)
・・・まぁ、左右非対称な長モノって好きですしネ!
可動部位は、グリップとパイポッド。
持ち手部分を差し替えて、中隊支援砲単体にも。
両手で構えさせる際には、グリップを握った左手パーツに差し替え。
銃身部分が分解出来るので、差し替えの際は分解してからの方がよいかと。
グリップは、前方に移動した位置に取り付けることも可能です。
左手のグリップがあるパーツは回転するので、右手の角度と相まって、
カッコよく支援砲を構えられます。
・・・これはたまりません。
武装パーツを一通り紹介し終えたので、武装を装備した全身像を。
付属品の都合で装備仕様は1種類しか出来ないので、いつもとは違って1種を左右から撮った画を掲載してみました。
中隊支援砲を装備した姿も。
最後は、ポージングで。
スタンドには、ハセガワの「フレキシブルスタンド 【ロボット用A】」が相性よし。
(バンダイの「アクションベース 1」は、
一番大きな11mmのジョイントでも幅が足りないので、無加工ではちょっとキビシイです)
(空中で撃ったりはおそらくしないでしょうし、匍匐飛行で射撃位置へ移動中の画という事で・・・)
股関節のA-LOCKがかなり緩いのが気になります・・・
(個体差かな?)
以上、
A3 2010LIMITED 02 「EF-2000 タイフーン ”ツェルベルス”大隊指揮官・第1中隊長 ヴィルフリート・アイヒベルガー少佐機」
でした。
まず、気になるというか残念だな〜と思う点から。
まず、頭部可動。
最近の新規機体はどれも頭部と首はボールジョイント接続が標準仕様となっていたので、
ちょっと肩透かしをくらってしまった感じです。
(頭部はHJのGK版製作講座でもボールジョイントを仕込む改造を紹介してましたし、
てっきり商品には反映されているものとばかり)
続いて、平手ですが、どうにも使い勝手が悪く・・・
(頭部は自分で改造出来るのでまだいいのですが、あの平手だけは・・・)
どちらもポーズを付けるのに重要な要素ですし、
他の部位の可動が凄く優秀なだけに尚更に気になってしまいました。
後は頭部センサーマストも硬質なパーツだったら嬉しかったな〜と思うのですが、
(あそこがビシっと真っ直ぐになってるだけで随分とカッコよさがUPすると
思うのですよ)
まぁ、コスト面とか破損とかで難しかったのかもしれませんね。
股関節のA-LOCKが緩かったのは個体差だと思いたいところ・・・
・・・と残念なところを書き終わったところで、逆に凄いな〜と思うのが
PVC主体ながら「タイフーン」の鋭角なフォルムをここまで再現出来ているところ。
GK版を持っているので色々比較出来るのですが、
パーツ毎の鋭さがどこもあまり損なわれていないのは本当に凄いと思います。
可動も前述の通り、頭部以外は優秀ですし、
ケレン味たっぷりな機体なので、ポーズを考えるのが楽しかったです。
というわけで、
長々と残念に思う事なんかも書いちゃいましたが・・・
(ただ今、夜通しこのページの文章を書いていて、明け方6時頃のテンションで書いています・・・)
日本、米国、ソ連、中国と今までに『A3』化された機体とはまた趣きの異なる
欧州の戦術機は、動かしていて取らせたポーズがどれも新鮮でしたし、
やっぱり完全新規の機体は色々と楽しいな〜と。
付属品豊富でカラーリングが好みな一般機も楽しみです。
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