A3 2010 LIMITED 06
 
 
ラファール
 

  ドイツ・フランス連合旅団 フランス陸軍第13戦術竜騎兵連隊  第131戦術機大隊
  ベルナデット・ル・ティグレ・ド・ラ・リヴィエール少尉搭乗機




「跳躍ユニット」を装備するとこんな感じに




可動部位に使用されているのは、二重関節のA-LOCK。
跳躍ユニット側で左右に回転、胴体接続パーツ側で上下左右に動かせます。


胴体との接続軸は1本でしたが、保持力は十分かと。



やはり、この機体とは並べておかないと・・・という事で。

「疾風」、「台風」と共に風に関する名前を持ち、
開発経緯やデザインからも兄弟機といって差し支えないと思えるこの両機。


ブレードの配置位置が共通な為か、シルエットはかなり似ていると思うのですが、
デザインは各部でかなり違ってますね。
ラファールの方が各部ボリュームUPしているせいか、より力強く感じられます。


タイフーンでは、
軟質素材が採用されていた跳躍ユニットの主翼部ですが、
(開封時にみょい〜んとなってしまっていて、ちょっと残念な気持ちになったものです)
ラファールでは、硬質な素材が採用されていてビシっと真っ直ぐ。嬉しい限りです。



続いては、武装の紹介を。


まずは、固定兵装の前腕部カーボンブレード。

設定通りに、スライドさせて前方へ動かす事が出来ます。

外見的効果は地味な気もしますが、同じ設定を持つタイフーンではオミットされていた部分ですし、
設定がちゃんと再現されているのは、やはり嬉しいものです。



続いては、マウント類。

ウェポンマウントの接続軸は斜めに挿し込むカタチ。

マウントを装着すると、若干肩装甲の可動に干渉しますが、
まぁ、それでも必要十分な腕の可動は出来るかと。

頭部可動に殆ど影響しないのが、かなり嬉しいところ。



ブレードマウントは新規造形。
可動ギミックがあり、抜刀直前の状態も再現可能です。

今回のマウントの可動部は、
タイフーンや殲撃10型の様なタイプではなく、武御雷や不知火などのブレードマウントと同じ挟み込みタイプ。
可動部が折れたり、緩くなったりした時のメンテナンス難度は上がりますが、
動かしても落ちたりしない、というメリットはやはり大きいなぁ、と。

画像はありませんが、長刀を担架していない方のマウントパーツも同様に可動します。



ガンマウントも新規造形。
しかも、シリーズ初となる前方展開ギミックを備えてます!



可動部の保持力はユルくもなく、固くもなく。


「『A3』も遂にここまで進化したか〜」と凄〜く嬉しくなっちゃいますね。

今後、新規造形となるガンマウントについても、是非挑戦して欲しいなぁ・・・



一部の可動を使えば、後方撃ちの状態も。
(設定的に正しい動きかどうかは、資料が乏しいのでわかりませんが・・・)



画像はありませんが、突撃砲を担架していない方のガンマウントは
特に必要がない為か、無可動となっています。



突撃砲は新規造形の「FWS-G1」

金属感のある塗装で、質感高し。

小ぶりで取り回しやすいのも、いいですね。



ひと目惚れしてしまったフォルケイトソード。

刃の部分は硬質な素材で、シャープな造形となっています。


マウントに担架されているもの共々、切っ先はかなり尖ってます。







チラホラと先ほどから写ってましたが、
付属シールも貼ってみたので、画像を数枚。



曲面に貼るのは、なかなか難しい・・・

『TSFIA』本編画像では、未だに右肩の仏軍マークが施された画像はないのですが、
本来はあるのかな・・・?という事で。



付属シールの話も終わったところで、武装を装備した全身の姿などを。

まずは、この機体の特徴のひとつでもあるフォルケイトソードを担架した姿から。

ベルナデットは、
突撃前衛ながらにフォルケイトソードは装備せず突撃砲での戦いを好むので、
基本的には見られない姿の様ですが。


”前衛砲兵”(ガンスリンガー)

劇中で
「”四丁拳銃”(キャトルカール)の雷名ますます高く」
と言われていることからも、
ベルナデット機といえばこちらが本来の姿となる様です。




最後は、ポージングで。


まずは”前衛砲兵”な装備で。



前腕部カーボンブレードを活用したポーズって難しい・・・


スタンドには、ハセガワの「フレキシブルスタンド 【ロボット用A】」を使ってます。

当サイトでの”双璧”の片割れ、バンダイの「アクションベース 1」は、
一番大きな11mmのジョイントでも股間の幅には足りないので、無加工では使えませんでした。





「無駄玉をばら撒かない技量があれば、継戦能力だって長刀使い(フォルケイター)には負けないのよ!」

「銃は剣より強し、素晴らしい名言ね!」

と、突撃砲への拘りは並じゃないベルナデットですが、
必要に駆られれば歴戦の勇士らしく上手く使いこなすのでしょう。

という事で、ここからはフォルケイトソードをからめて。

胸部可動に加え、頭部の上方向への可動域が広いので、
飛行ポーズは、シリーズ中で一番さまになるのではないかと。










前回の「マインドシーカー」で書いたとおり、
新しいスタンドも試してみました!
(まぁ、モノ自体は随分前から購入していたのですが・・・)

↑では、バンダイの「魂STAGE ACT.5」(クリアーver.)で胴体部を挟み込んでます。
各ジョイントのネジ調整さえしっかりやれば、問題なく使えそうです。



第32弾の「タイフーン」と並べれば、『The Euro Front』第8話風な飾り方も。

第8話では主人公イルフリーデは強襲掃討ポジションに配されてるので、
「タイフーン」もこの装備仕様に。

(画像のタイフーンはスミ入れと頭部可動の加工を追加してます)


所属部隊は異なれど、回を重ねるごとにお互いの理解も深まっている主人公とその好敵手。





以上、
A3 2010LIMITED 06
「ラファール ドイツ・フランス連合旅団 フランス陸軍第13戦術竜騎兵連隊 第131戦術機大隊 ベルナデット・ル・ティグレ・ド・ラ・リヴィエール少尉搭乗機」
(流石、シリーズ最長の商品名。1行にするとひたすら長い・・・)
でした。



気になるのは、
腰装甲の接続が緩めな点と、
太ももロール可動部がいつもよりも早く緩くなりがちに思えた点、
股関節のA-LOCKサイズが不知火や不知火・弐型、タイフーンと同サイズで若干心許ない点でしょうか。
(個人的には、「タイフーン」と共通の開き手パーツもですが・・・)

股関節のA-LOCKには、
安定感を感じる武御雷や殲撃10型、F-14などと同サイズのモノを共通して採用して欲しいなぁ、
と常日頃思っているのですが、デザインとかの制約があって難しいのかな・・・



各部のA-LOCKは固めで品質は良好でしたし、
本体に同じ可動機構を持ち、
商品的にも兄弟機といって差し支えないと思える「タイフーン」の不満点、
頭部可動と胸部可動がしっかりと改善されているのが嬉しいところ。

更に、ガンマウント展開ギミックや、前腕部ブレードのスライド可動など
新たな挑戦が為されていて、しかもその部分がしっかりと作られていた
というのもまた嬉しいです。


楽しみにしていたフォルケイトソードの出来も良く、
(新規機体の時はいつも書いてる気もしますが)
やっぱり完全新規の機体は色々と新鮮で弄るのが凄く楽しいなぁと。
今回は好きな機体なので尚更に。







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