A3 第2弾
 94式戦術歩行戦闘機
 
不知火 突撃前衛/強襲前衛 仕様



「ストーム・バンガードの証を示せ!ヴァルキリーズの名を轟かせろ!」


日本が独自に開発した
純国産の第三世代戦術機である「不知火」(しらぬい)が
国連軍カラーでの登場です。

A3第2弾であり、不知火として初商品化となる本商品は、
戦術機部隊の前衛を務めるポジション、
突撃前衛(ストーム・バンガード)/強襲前衛(ストライク・バンガード)の
装備を再現出来る仕様。
(「突撃前衛」は、『マブラヴ オルタネイティヴ』における主人公のポジションでもあります)

価格は、税込6,090円 とA3の標準価格。


<不知火 国連軍仕様>

国連軍仕様の「不知火」は、
『マブラヴ オルタネイティヴ』に登場。

劇中には、
主人公 「白銀 武」(しろがね たける)が配属される、「伊隅戦乙女中隊」(”伊隅ヴァルキリーズ”)
に配備されている12機が登場します。
(12機のうち、「突撃前衛」仕様は4機です)

主人公所属部隊の機体ということもあり、関連エピソードも豊富で
私にとっても、特別な思い入れのある機体です。


パッケージの表と裏は、こんな感じです。
裏面には「不知火」の機体説明と、劇中で「突撃前衛」として活躍した面々が。


<本体>

ブルーの本体色は、半ツヤ消し塗装。兵器らしさはしっかりと感じられます。
要所要所にスミ入れされていて、青い機体にメリハリを与えています。

劇中イメージよりは少し明るい色味のような気も。
もう少し薄くてくすんだ色でもよかったかもしれません。


この肩装甲と全身のバランスとか、凄く好きなんです。


国連軍所属機を表す右肩の「UN」マークと、
左肩、右脇腹の「伊隅戦乙女中隊」の識別ナンバーは
付属のシールで再現する仕様。

一応、肩のシールのみ貼ってみました。
ナンバーは主人公の機体・・・ではなく、突撃前衛長の速瀬機にしてみました。

右肩の「UN」の方は、ちょっと失敗して汚い仕上がりになってしまいましたが、
左肩のうまく貼れた方は、思っていたよりシールの厚みも気になりませんでした。
(目を近づけてマジマジとみない限り、特に気になる事もないかと)
なにより、マーキングの入った「不知火」はもうホントにカッコ良くて、
貼ってよかったと素直に思います。

・・・ただ、やっぱり、シールの粘着力がどれぐらい持つのかが気になってしまうので、
右肩「UN」マークだけでも、タンポ印刷で再現して欲しかったな、という気持ちはあります。
それが駄目なら、シールではなく、デカールで作って欲しかったかも。



<頭部>


顔はかなりの男前です。
メインカメラは塗装で再現。スミ入れはされていません。

頭部のアンテナは軟質素材なので、弄っているうちに折れる心配はありません。
(よほど直角に曲げたりしなければ大丈夫かと)

軟質素材ですので、アンテナの向きには個体差があり、両側ともひとつの方向へ向いてしまっている物などもあり。
(熱湯か熱風で熱して修正してやれば、しばらく大丈夫です)

 

第1弾「武御雷」と並べてみます。

「不知火」の方が若干デカイです。
ノンスケールだし、全高が明かされている「不知火」(18m)に対し、
「武御雷」は全高が明らかになっていないので、これで正しいのかどうかは判断出来ず。



<付属品>

第2弾、第4弾、第6弾と、国連軍カラーの「不知火」が続きますので、
まずは、3つに共通して付属するパーツをご紹介。
(「不知火」本体に違いはありません)

 92式多目的追加装甲 ×1
 ブレードマウント  ×1
 ブレードマウント(空) ×1
 74式近接戦闘長刀 + 持ち手(右)
 87式突撃砲 + 持ち手(左右)
 65式近接戦闘短刀 + 持ち手(左右)
 握り手(左右)

 
跳躍ユニット(左右)
 跳躍ユニット接続パーツ(左右)



 武器は全て持ち手と一体です。
 (A3共通の仕様ですね)
 
 
 短刀の持ち手は、武御雷同様
 逆手持ち。













こちらが第2弾の「不知火」のみに付属するパーツです。
 
 ブレードマウント ×1
 ブレードマウント(空) ×1
 74式近接戦闘長刀 + 持ち手(左)
 

 
 二刀流が再現出来る仕様となっています。












武装、背部マウント、跳躍ユニットは全て、「武御雷」と同じ物です。
これは、日本で運用されている機体については、武装などに共用性を持たせている為でしょう。
戦術機が只の兵器である事が感じられる一面。




そして、こちらがナンバリングシール
「伊隅ヴァルキリーズ」の突撃前衛ポジションの面々用の識別ナンバー(左肩、右脇腹用)と、
国連軍の「UN」マーク(右肩、多目的追加装甲用)
がそれぞれひとつ用意されています。



< 可動 >

各部関節には、
クリック式間接 ”A−LOCK”
と、1本の軸による接続が採用されており、
ボールジョイントは一切使用されていません。


< 頭部 >
頭部と首は接着されており可動せず。
首と胴体は、一本の軸で接続されているので左右に可動します。


頭部が上下に可動しない為、あごが襟に干渉してしまうので、
左右の可動は写真の位置で限界です。
(頭部はささっているだけなので、ちょっと浮かせてやれば、後ろを向かせる事は可能です。)



< 肩 >
A-LOCKの一重関節版が使用されており、上方向(クリックあり)と前後(軸可動)に可動。
前後可動はクリック式ではないものの、保持力は高いです。

肩の装甲は腕側と1本の軸で接続されている為、前後には可動しますが、上下には可動しません。


腕を真横に広げた場合はこれで限界。


腕は胴体と一本の軸で接続されているので、
肩を前後に可動させる事が出来ます。
(画像ロールオーバあり)


前方向への可動は、胸部と干渉してしまう為、内側にはほとんど動かす事は出来ません。
ここはかなり残念なところ。



また、本商品には付属しませんが、
「92式多目的自律誘導弾システム」 (第6弾に付属) 
用の穴が肩装甲の上面と側面に作られています。

上面の穴は使用しない時は、横にスライドする蓋で隠れますが、
側面の穴は残念ながら開きっ放し。

(せめて穴ふさぐパーツぐらい作ってくれても・・・)

蓋のスライドする箇所がユルユルな個体もあり、ポーズを付けていて気が付けば開いている
といった事もしばしば。
(蓋の両端がスライドする部分に瞬間接着剤を薄く塗る事で、解消出来ます)



< 上腕・肘・手首 >

上腕ロールについては、無理やり回せば可能ですが、かなりキツキツ。
パーツ構成的には可能なのですが、本来、回すようには造られていないっぽいですね。

肘は、A-LOCK(二重関節版)が使用されていますが、
パーツの干渉により、90度程しか曲がりません。
デザインを重視した結果だと思いますが・・・


設定では、
肘の出っ張っている部分に、短刀が格納されているのですが、
残念ながら、ギミックなどは再現されていません。

手首は軸での接続の為、回転可動のみ。


< 腰 >

軸接続の為、左右の回転可動のみ。
クリアランスが十分でない為、真横は向けません。
写真の位置で精一杯。


< 脚部 >

股関節には、専用の大き目のA-LOCKが使用されています。
前後方向、横方向ともにクリック式。

腰の装甲は、写真のように取り外し可能で、上下に動かす事が可能。
接続軸の形状は丸では無く、四角に近い形ですので、
つけた角度に対する保持力はありますが、自由な角度調整は難しいです。

まず、横方向の開き具合

内方向と外方向への可動。
外側へ大きく開くことが可能。

股関節と腿の接続部でロールさせる事が出来るので、
足をハの字に開く事も出来ます。


前後の可動は、腰装甲を調整しつつ動かしてやれば
これぐらい上げる事が出来ます。

(肩が大きい分、バランスが取りづらいので、助っ人登場)
 

膝はA-LOCK(二重関節版)を使用。

膝の裏側には設定に基づいたパーツ(取り外し可能)が付いており
付けた状態(左)と、外した状態(右)での可動はこれで限界。

 


足首には、
A-LOCK(一重関節版)を使用。
前後可動がクリック式で、このぐらい。
(画像ロールオーバーあり)

左右の可動は軸接続により実現。
横方向への接地性はかなり優秀。
(写真、ロールオーバーあり)

 

横方向の接地性は優秀なものの、上下に調整する時に、
クリック式関節の悪い部分(微調整が出来ない)もあり
実際にポーズを取らせると、バランス取りづらい点も。
ポーズを付けた後は、クリック式間接が非常に効果的なのですが・・・

難しいところです。



片膝を立てたポーズにも挑戦してみましたが ・・・
カッコいい姿勢には出来ませんでした。


長くなってしまったので、
続き(オプションパーツ等)については、<
こちら>で

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