A3 2007 LIMITED No.3
日本帝国斯衛軍 00式戦術歩行戦闘機
武御雷 Type-00C + A-LOCK改造お試しパック
2007年末に東京ビッグサイトで開催された「コミックマーケット73」にて、数量限定販売された
「武御雷 Type-00C + A-LOCK改造お試しパック」です。
(初コミケで色々不安でしたが、なんとか無事入手出来ました)
販売価格は、5,000円也。
(公式サイトでは、税込み5,250円となっているので、コミケでは税抜き販売?)
現状では詳細未発表ですが、
ageファンクラブ会員向けにも、受注販売が行われる予定との事。
(前回の青い「武御雷 Type-00R」、富士教導隊「不知火」は、1人1個のみで
イベントに行きたくても行けない人にはツライ仕打ちだったので、
今回は、せめて2個まで購入出来る様にして欲しいですね)
また、「武御雷 Type-00C」自体は、付属武装など仕様を変更して、
3rdシリーズ以降の通常ラインナップに乗るらしいです。
<武御雷 Type-00C>
登場作品は、『マブラヴ オルタネイティヴ』
帝国斯衛(このえ)軍の中でも、武家出身ではない一般の衛士に
与えられる「武御雷」です。
劇中の登場はワンシーンのみで、
青い「武御雷」率いる「帝国斯衛軍第16大隊」所属機として登場。
画面上では、指揮官機に続いて飛んで行くのみで、
特に何かする訳でもないのですが、
他の「武御雷」とは違う頭部のおかげか、結構印象に残ります。
パッケージの表と裏です(黒い機体ながら茶色いパッケージなのは、「陽炎」と同パターン)。
裏面には「武御雷 Type-00C」の機体説明と、3rdシリーズの告知。
(「ラインナップは”革新”へと挑む!」に期待は膨らむ一方です)
告知に登場しているのは、国連軍仕様の「吹雪」。
事前情報でほぼわかっていましたが、3rdシリーズでの登場確定は嬉しい限り。
(国連「吹雪」について気になる点としては、装備バリエーションで分かれるのか、1200mmOTHキャノンがどう組み込まれるのか、といったところですね)
<本体>
本体色、黄色いセンサー部、共にツヤ消し塗装。
他の「武御雷」にはない渋さがありますが、
ツヤ消し塗装の商品特有の擦ったような傷が結構目に付きます。
本体色は、”黒”ではなく、黒に近いグレーと表現できる色です。
今までに発売された、武家出身の「武御雷」が、
黄・紫・白:パール、赤:グロス、青:メタリック、と何かしらの特殊塗装が施されていたのに対して、
武家出身ではない一般衛士用のみ、ツヤ消し(頭部も違うし)。
厳しい階級制度です、斯衛軍。
頭部。
Type-00C最大の特徴でもある頭部。
劇中では、1カットのみの登場で形状が良くわからなかったのですが、こんな形だったんですねぇ。
公式ブログでも述べられていますが、横から見るとホントにサメっぽいです。
目を引くのは前面の4隅に配された赤い部分。
他の「武御雷」には無い物ですが、これもセンサーなんでしょうか?
頭頂部のセンサーは、何も無い表面に塗装で再現されており、残念な部分。
前の2箇所と、その他の箇所(うしろの3箇所)で塗装方法が異なるのか、
精度に差異がありました。
後、今回意外だったのですが、
頭部パーツが新規だった為か、第11弾「吹雪」同様、首と頭部の接続が
ボールジョイントになっています。
(画像ロールオーバーあり)
首のみの状態だと上も下も向けそうに思えますが、
胴体との接続時は、後頭部デザインの都合
(既に紹介した”頭部横からの写真”を参照して下さい。これ以上、上を向けないのがお分かり頂けるかと。)
により、下を向いた状態でしか接続出来ない為、
ボールジョイントを使っているのに上も下も向けないという、なんとも悲しい状態になっています。
・・・「吹雪」では、それなりにボールジョイントが活きていたので安心していたのですが、
「陽炎」の悪夢再び!といった感じです。
(『A3』とボールジョイントの関係って、相性悪いというかなんというか)
まぁ、”ボールジョイントが使われている”という改造の下地は有るわけで、
首前部のグレーの部分が干渉するアゴ裏部分を彫刻刀等で削ってやれば、
下の写真程度(ほんの気持ち程度ですが)には動くようになります。
(画像ロールオーバーあり)
(この画像だけ撮り直し前の画像なので、色が変です・・・)
<オプションパーツ>
控えめ価格の為に、パーツ少なめ。
劇中登場時の装備は再現できる内容です。
ブレードマウントパーツ ×1
ブレードマウントパーツ(空) ×1
74式近接戦闘長刀+持ち手(右のみ)
87式突撃砲+持ち手(右のみ)
65式近接戦闘短刀+持ち手(左右)
握り手(左右)
跳躍ユニット(左右)
跳躍ユニット接続パーツ(左右)
武器は全て持ち手と一体です。A3の共通仕様ですね。
パーツ自体の可動有無も、
同一武装が付属するその他の「武御雷」や、
「不知火」、「陽炎」、「吹雪」と同じ仕様です。
<A-LOCK改造お試しパック>
そして、(私的には今回の目玉でもある)”AーLOCK”のセット。
『“君のぞらじお”132回のマブラヴラジオ(3)』での、ageの「吉宗 鋼紀」氏発言
(「”A-LOCK”を別売りとかで販売すれば、「A3」の改造に使ってくれるんじゃない?」というような発言だったと記憶してます)
により実現しました。
セット内容は、「武御雷」や「不知火」に使用されているものと同じ構成
(肩、股間(武御雷用サイズ)、足首が一重関節。肘、膝が二重関節)
となっています。
とりあえず、
足首のは、右足首が見かけのみ”A-LOCK”になってしまった、青い「武御雷」に使ってやろうかと。
肘関節は、「不知火」の肩改造とかに使ってみたいですね。
<可動など>
「武御雷」もこれで、6体目の紹介となりますが、
首のボールジョイント化以外は、他の「武御雷」から、特に変更はありませんでした。
・・・ということで、
本体の可動は、第0弾、
オプションパーツについては、第1弾をご覧下さい。
腰は、第1弾以降の「武御雷」と同様に回ります。
(この流れも使い回してますね。今後も同じ仕様の「武御雷」が出たら、
申し訳ないながらも同じ流れになっちゃうので、
もう少し改修したバージョンが出てくれる事を願ってます)
という事で、付属するパーツで再現出来るのは、
劇中に登場した時の装備のみです。
近中距離での戦闘を意識した一般的かつ汎用的な装備仕様。
ブレードマウント×1 + ガンマウント×1 + 突撃砲×1
「92式多目的追加装甲」が似合わない戦術機No.1だと個人的には思っている「武御雷」ですが、
もしかしたら、一般衛士用というある意味”量産機”的
(実際はそんな事も無いぐらい高価な機体なんでしょうが・・・)
なType-00Cなら、と思い装備させてみました。
(当商品には付属しません。第11弾「吹雪」の物を拝借してます)
う〜ん、やっぱり微妙ですね・・・
後は、武装を絡めてポージングして締めるのが、当サイトな訳ですが・・・。
「吹雪」や「陽炎」等のイーグル系を弄った後だと、「武御雷」の動かなさを痛感してしまいます。
ポージングセンスが残念な事になっている私には、正直ツラいのですが、一応何点か。
最後は、「帝国斯衛軍 第16大隊」を再現。
(まぁ、ホントに再現する為には、あと30機のType-00Cが必要なわけですが・・・)
という事で、
「武御雷 Type-00C + A-LOCK改造お試しパック」でした。
「武御雷 Type-00C」自体は、今後レギュラー商品化が企画されているそうですし、
A-LOCKを『A3』の改造に使ってみたいと思っていた人(=私)か、
『A3』コレクター(=こっちも私)向けかなぁと思います。
頭部以外は、今までの「武御雷」から改修もされていませんし。
まぁ、入手できる条件(ageのファンクラブ会員になっている等)が揃っている人なら、
といったところです。
後、今回は2体購入したわけですが、
2体共に、右肩、右足がスポスポ抜け、
1体は、腰の接続が右に曲がっていて、腰前のパーツも思い切り曲がって接着されている、など
精度の悪い箇所が結構目に付きました。
(ここら辺は、ネット上でも今までの「武御雷」に対して多数見られる症状で、
もはや「武御雷」の持病として諦めちゃってますが・・・)