上腕ロール可動 (不知火・武御雷)
不知火のポージングの幅を広げる為、上腕ロール可動が出来るように改造します。
改造時間は、15分程度。
この方法は、第2弾「不知火」が発売された当初より、ネット上で出回っている定番改造です。
アージュ会報誌「あげくのはて」第15号や、めでたく連載企画のスタートした「ホビージャパン 1月号」
にも紹介されています。
私が思いついたわけでも無いのですが、上記の情報をご覧になれない方もいるかと思い、
僭越ながら、紹介させて頂きます。
クルクルとスムーズに回る!とまではいきませんが、
広い範囲に回せるようにはなります。
(武御雷も同様の方法で、上腕ロール出来るようになります)
<用意する物>
・彫刻刀 (丸刀の細い刃のヤツ)
・熱湯 (80℃〜90℃)
・熱湯を入れても大丈夫な器(湯飲み茶碗など)
・熱湯からパーツを取り出す道具(ピンセットなど)
※熱湯の代わりに、ドライヤーの熱風でも可
早速、改造開始です。
@ 不知火の腕を胴体から取り外します。
A 肩装甲、下腕(普通に引っ張れば、結構簡単に外れます)を取り外します。
使用するのは、上腕です。
B 上腕を熱湯(80〜90℃あれば十分です)に漬けます。
(ドライヤーの温風で温めてもOK)
温める事でパーツを、若干軟らかくするわけです。
熱したからといって、90℃程度では塗装が剥げたり、
変形したりする事は
ありません。
C 十分温まったら、パーツを引っ張り、上下に分けます。
D 写真は色の濃い方のパーツを下から写した物です。
赤線を引いている部分が、山なりに出っ張っている為、
上腕ロールの邪魔になっています。
E ここを彫刻刀で掘ります。
彫ってやる事で、上腕ロールの為の空間を作ってあげる訳です。
この時、外側に青い部分が残るように彫ってやると、
改造後の見栄えも悪くないものになります。
彫りすぎて、裏まで貫通してしまわないように注意して下さい。
F 上下に分けたパーツを元に戻してみて
(この時、キッチリとはめ直す必要はありません)
回り具合を確かめながら、彫り具合を調整します。
G 二つに分けたパーツを再び、熱湯かドライヤーで
熱して、やわらかくし、上腕パーツを一つに戻します。
※この時、肘のA−LOCKがカッチリと上腕にはまるまで差し込んであげます。
完成です!
(画像ロールオーバーあり)
両腕を上腕ロール出来るようにすれば、
突撃砲も、支援突撃砲も、劇中の様に構える事が出来るようになります。
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