バンダイ
アクションベース1


『A3』各種と各社より発売されているスタンドとの相性を(今更ながら)
検証していくこのコーナー。

今回は、
「バンダイ」より発売されている、「アクションベース1」を検証してみます。


現時点(2008年11月)で、カラーバリエーションとして、
ブラック、グレー、ホワイト、クリア、シャア・アズナブルカラー(レッド)、スパークルクリアグリーンが
発売されているのですが、今回は使い勝手の良いクリアを使用します。
(まぁ、他にはグレーしか持ってないんですけど・・・)



価格は色ごとに異なっていて、
クリア、ブラック、グレー、ホワイトが税込み 578円、
シャア・アズナブルカラーが税込み735円(マーキング入りなので少し高め)、
スパークルクリアグリーンが税込み 683円
となってます。


まずは、簡単な商品紹介から。


パッケージはこんな感じ。



バンダイらしく(?)、スタンドは組み立て式。
ニッパーとプラスドライバーが必須です。

スナップフィットなので、接着剤は不要。


組み立て所要時間は10分程度で、組み立てるとこんな姿に。
(主な使用目的がガンプラのMGシリーズな為か、かなりメカニカルなスタンドです)

『A3』とのサイズ比較は右画像を参考に。



台座には、支柱を挿し込む為の穴が11箇所(穴の位置は左画像の赤い○です)あるので、
ある程度お好みの位置に支柱を配置可能。
また、台座の四角いパーツは、8角形の台座の好きな位置に取り付ける事が可能です。




ジョイントは、6種類付属。

 画像左から、
 
 ・ 謎のパーツ(説明書に”未使用パーツ”と表記がありまして・・・)
 ・ 差し込み用(丸い穴に差し込む為のパーツです)
 ・ ビス止め用(付属のビスで固定する時に使用します)
 ・ 股間止め用(幅: 8mm)
 ・ 股間止め用(幅: 9mm)
 ・ 股間止め用(幅:11mm)









股間止め用の”幅8mm〜11mm”は、股間の幅を表してます。



ジョイントの接続軸は丸ではなく、8角形になっていて、8段階に角度を変えられる仕様。

角度の保持は抜群なんですが、角度を変える為には1度抜かなければならないので、
実際に何かを載せる時には少々扱いづらさを感じます。

ジョイント基部は、前後にのみ可動。
ネジ止め式なので、ゆるくなったらプラスドライバーで締め直す事が可能です。



支柱は高さ・角度を変える事が可能で、
高さは16段階に調節可能。


支柱の高さ調節にはロック機構があって、
支柱の中ほどにあるロックを外して、高さを変えて、またロックして・・・といった感じになってます。

(う〜ん・・・なんだかよくわからない画像ですね・・・スイマセン)


支柱の角度の方は、
支柱の短い方のパーツの長さを変える事で5段階に調節可能で、こちらもちゃんとロック機構あり。
(画像はありませんが・・・)


更に、パーツを差し込む位置を変える事でも角度を変える事が出来ます。


では、そろそろ『A3』各種との相性検証にいきたいと思います。

検証するジョイントは、”股間止め用”の3種類。
(穴を開けて差し込み穴を作ったり、ビス止めしたりすれば、どんな物にもスタンドが使用出来る様になりますが、
 そんな事は基本的にしたくないので・・・)


検証したのは、現在(2008年11月)の時点で商品化されているこの8機種です。

・武御雷
・不知火
・イーグル系(陽炎、F-15E)
・ACTV・イーグル
・吹雪
・チェルミナートル
・ラプター系(YF-22、ラプター)
・ブラックウィドウU




まず、8mmジョイント。

こちらにピッタリなのは、「武御雷」のみでした。

(・・・ポーズにやる気が感じられませんが、どうか見逃してやって下さい)



<08/11/10 訂正> BBSにて、ご指摘を頂いたので
赤字部分訂正・追記です。

次に9mmジョイントですが、
こちらはピッタリ来る物なし。
・チェルミナートル
に使用可能です。

ジョイントを普通に使用するのではなく、画像の様に横に使用する事で、
チェルミナートルの股間を挟む事が可能になります。


(黒い塗装箇所を比較的広い範囲でこする感じになるので、あまり頻繁に抜き差しすると
 塗装剥げなどがあるかもしれませんのでご注意を)




最後に11mmジョイント。

こちらは、
・不知火
・イーグル系(ACTV含む)
にフィット。


特に「不知火」は本当にピッタリなので、
かなり傾けても安心です。



残り4機種
・吹雪
・チェルミナートル <08/11/10 訂正> BBSにて、9mmが使用出来るとご指摘を頂いたので。
・ラプター系(YF-22、ラプター)
・ブラックウィドウU
については、残念ながら股間の幅がジョイントに合わず。


試しにジョイントの形を以前検証した定番スタンド「ハセガワ フレキシブルスタンド【ロボット用A】」っぽくも
してみましたが、長さが足りず、あまり使える物にはなりませんでした。
(一応、ブラックウィドウUの股間には使える様になったんですが、その他の機種は左右どちらかの脚の付け根を挟む方式でも安定感がないんです。
 胴体を挟みこんで固定する事も出来ず)

(余り使わないグレーカラーの方のジョイントで試してみました)




<08/11/10 追記> BBSにて、ご指摘を頂いたので、赤字部分追記です

検証してみた結果、ジョイント無加工ではかなり使える機種が限定されるスタンド、という事に。

ただ、
ジョイントについては、加工が容易なプラスチック製なので、
載せたい機種に合わせた形に加工する事で、無加工では幅の合わない機種についても
使用する事が可能になります。
(本来なら、こちらのページで何通りかのアイデアを提示するべきと
 思うのですが、加工して検証に使用出来るほど手持ちのジョイントに余裕が
 ありません。本当に申し訳ありませんが、ここは皆さんなりの工夫を凝らして頂ければ幸いです)


使える機種は限られますが、
台座部分が大きく安定感抜群なので
(悪く言えば、場所を取るという事ですが・・・)
2コ買って、2本の支柱を1個の台座に使用しても倒れる心配が無い、というのは長所かと。

(もう少しポージングを頑張れば良かったと今更後悔)



以上、
「バンダイ アクションベース1の相性検証でした。


安価な上に、重いイーグル系でも倒れる心配をせずに安心して飾れるのは良い点だと思います。
ジョイント無加工状態では使える機種が少ないのは痛いところですが、工夫次第でどんな機種にも対応
させる事が出来る様になるかと。
(初回アップ時に
 BBSにて、「加工次第で色々な機種に使える様になりますよ」というご指摘を受け、
 確かに言葉が足りてないなぁ、”使えないスタンド”であるかの様に受け取られてしまう文章になってしまっているなぁ、
 と思い加筆修正しました)



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