ハセガワ
フレキシブルスタンド 【ロボット用A】


『A3』各種と各社より発売されているスタンドとの相性を(今更ながら)
検証していくこのコーナー。

今回は、
模型メーカー「ハセガワ」より発売されている、「フレキシブルスタンド 【ロボット用A】」を検証してみます。
(このスタンドは、雑誌「ホビージャパン」での『A3』作例でも使用されてる定番中の定番スタンドなので、
 今更検証するのも何ですが・・・)


同社からは、類似商品として、
「フレキシブルスタンド 【飛行機用】」というのも発売されていますが、
あちらはまさしく”飛行機用”(アタッチメントが、広い平面用の吸盤タイプ)なので、検証予定なしです。
(パッケージの見た目も、パッと見はソックリ(ラベルはもちろん違いますし、あちらは支柱が1本なんですが・・・)なので、
 買う時に注意が必要だったりします)



価格は、税込み 1,313円です。


まずは、簡単な商品紹介から。


こんなパッケージになっていて、店頭では大体吊るされて販売されてます。



内容物は、スタンドとアタッチメント2種類。素材はポリカーボネート製。

(画像のは最近購入した物で、パッケージ状態で上側の支柱が本体から離れてしまってましたが、
 前に買ったヤツはちゃんと繋がった状態でパッケージングされてたような気もします。
 なので、画像のはたまたまな状態かもしれません)


アタッチメント2種は、挿し込みタイプと、薄いパーツを挟み込んで固定するタイプ。
どちらもパーツ自体は無可動で、基部はボールジョイント可動。

『A3』で使用するのは、左側の挿し込みタイプがメインです。
(パーツを挟み込むタイプは、同社の「VF-1 バルキリー(バトロイド形態)」に使用するのがメインな使用方法に思えます)


スタンドは、両端がボールジョイントになっている支柱2本をジョイントで接続する仕様で、
可動部は5箇所。



当サイトの「ラプター」紹介でも使用してますが、
真ん中のジョイントを外して支柱を1本にすると、低くはなるものの、より安定感のあるスタンドになります。
(「ホビージャパンでの使用はこちらの形態がメインかと)

「ラプター」等の重い機体を載せる時は、こちらの方が安心感がありますが、
支柱を外す時は慎重に真上に引っこ抜かないとジョイント部が割れてしまうので、ご注意を。
(経験者は語ります・・・)


では、そろそろ『A3』各種との相性検証にいきたいと思いますが、
まずは全種共通の事を。

使用するアタッチメントは挿し込みタイプの物にして、
股間部分に挿し込むのが安定感も出るし、よい方法かと思います。

飾り方は、基本的に台座の上に本体が来る様な飾り方で。
台座はサイズの割りに重みがあるので、見た目よりも安定感は高いのですが、
重い『A3』を傾け過ぎるとやはり倒れてしまいますし、
真ん中の可動部も、傾け過ぎると『A3』の重さを支え切れないので。
(こう書くと、検証第1号の「魂STAGE ACT:2」と大差無い様に思われてしまいそうですが、
 可動部の安心感はコチラが断然上です。傾け過ぎない限りは安心して飾れます)


では、各種との相性検証です。
検証したのは、現在(2008年10月)の時点で商品化されているこの8機種です。

・武御雷
・不知火
・イーグル系(陽炎、F-15E)
・ACTV・イーグル
・吹雪
・チェルミナートル
・ラプター系(YF-22、ラプター)
・ブラックウィドウU

股間部分のデザインもサイズも機種によって異なる戦術機は、
挿し込みタイプのアタッチメントが股間部分を挟み込める機種(とても安定感のある飾り方が出来る機種)と、
挟み込めない機種に別れます。


まず、股間部分を挟み込んで固定できる機種は下記の物、という検証結果に。
(もしかしたら、他の機種もやり方によってはフィットするかもしれません。
 あくまでも個人で試した結果ですので、そこら辺はご了承を。
 「ラプター系」は挟み込めるものの、固定が出来ないので除外してます)

・イーグル系(ACTV含む)
・チェルミナートル
・ブラックウィドウU









次に挟み込めない機種ですが、こちらは

@ 腰装甲の下側にアタッチメントの先端を引っ掛けてやる事で、
  挟み込めないまでもかなり安定した飾り方が出来る機種

A 股間のA−LOCKの片脚側を挟み込んで飾るしかない機種
  (それでも機体を傾け過ぎない限り、それなりの安定感あり)

に別れました。


まず@の機種は、

 ・不知火
 ・吹雪





続いてAの機種は、

 ・武御雷
 ・ラプター系



(無改造の「武御雷」をかっこよく浮かせる術を知らない私です・・・)



(08/11 追記)
BBSの常連さんから、「自分は胴体を挟んで飾ってます」というご指摘を頂いたので、追記です。


股間ではなく胴体を挟む事で、飾る物の高さを変えたり、
白銀(『マブラヴ オルタネイティヴ』主人公)の”無茶な機動”っぽい展示も可能です。


やはり白銀というと、低高度での宙返りというイメージがあります。

ラプターなんかも挟み込み可能です。





最後に、
相性検証をやってみて気付いたというか
注意して欲しいなぁと
思う事
がありましたので、そちらを。

アタッチメントは2パーツ構成(挿し込むパーツの部分と基部のボールジョイント部)になっているんですが、
『A3』をアタッチメントに載せた状態で角度を調整する時に、あまり力を入れてグリグリ動かしてると、
アタッチメントが分解しますのでご注意を。
(まぁ、慌てず騒がず、「瞬間接着剤」でくっ付ければいいだけの話なんですが・・・)


以上、
「ハセガワ  フレキシブルスタンド 【ロボット用A】の相性検証でした。


やはり定番中の定番スタンドなので、
『A3』各種との相性はかなり良い物があると思います。
(「武御雷」、「ラプター」は少し相性が悪いですが)

場所も取らないし、クリア素材で見た目も良いので、
『A3』に使用するスタンドなら、まず1番にコレをオススメします。

・・・ただ、高いんですよねー。
そこだけがネックです。




余談ですが、
今回クリア素材の物の撮影という事で、
いつもと違う黒い背景紙を使ってみたんですが、やはりいつも以上に撮るのが難しいですね。
撮影技術が圧倒的に足りてません・・・


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