コトブキヤ プラスチックキット

 不知火 突撃前衛/強襲前衛仕様




今回紹介するのは、コトブキヤのノンスケール戦術機プラキット第7弾
「不知火 突撃前衛/強襲前衛仕様」です。



価格は 税込み 5,040円。
発売は、2012年1月です。
(そして、このページは2013年2月作成・・・・・・発売から1年後とか・・・)



(※ こちらのページは私が作った作品を紹介するページではなく、
   あくまでも製品としての不知火を紹介するページですので、
   各部の仕上げの粗さはどうかご容赦を)



今回も塗装は部分塗装のみ。

センサー部クリアパーツ以外の箇所には、つや消しトップコートを吹いてます。




弐型の頭部はなんとなくイメージと違ったんですが、
不知火の頭部はイメージ通りです。




両肩の国連”UN”マークと識別番号は、
水転写式デカールでの再現。

識別番号は迷ったんですが、突撃前衛長の速瀬水月機に。
(00の部分、丸モールドにかからないようにしたかったんですが、
 これで精一杯・・・)

ただ、商品名は「突撃前衛/強襲前衛仕様」となっていますが、
付属のデカールには、組み合わせ次第で劇中に登場したヴァルキリーズ中隊の機体が
全て再現可能となる番号が揃っています。

参考までに
突撃前衛  A09b-00:速瀬水月 機
        A09b-01:白銀武 機
        A09b-02:御剣冥夜 機
        A09b-03:彩峰慧 機
強襲掃討  A09a-01:榊千鶴 機
        A09c-02:涼宮茜 機
迎撃後衛  A09a-00:伊隅みちる 機
        A09c-00:宗像美冴 機
砲撃支援  A09a-03:珠瀬壬姫 機
        A09c-03:柏木晴子 機
制圧支援  A09c-01:風間祷子 機
        A09a-02:鎧衣美琴 機





各部をUPで。
画像上にマウスカーソルを移動させると表示される赤丸部分が
部分塗装のみの場合の要塗装箇所です。
(他、クリアパーツの裏にはシルバーを塗装してあります)


画像で見えない部分では、首付け根の青部分は要塗装です。
頭頂部の白いラインや、メインカメラ周りのグレー部分は、最初から塗られています。




弐型では要塗装箇所だった踵部分の丸いモールドは、別パーツに。



A3の不知火(JSP)と比較してみましょう。

コトブキヤのキット、最初の武御雷はA3とほぼ同じサイズだったのですが、
不知火・弐型以降のキットはちょっと大きくなってしまったので、
不知火も並べると結構な差が。

本体色はコトブキヤのキットの方が、劇中イメージに近いかと。


同じノンスケールの不知火・弐型とは、共通のランナー多数ということで、
ほぼ同スケールに。






本体の可動ですが、
他のコトブキヤ戦術機キットの紹介と同じく、
各部の接続方法などが分かれば、おのずと可動についても分かるのでは?
ということで。



まずは上半身。

頭部、肩付け根、手首がボールジョイント接続。
肩装甲や上腕は丸軸での接続です。

首パーツは伸縮ギミックあり。
(分解すると、(雑な塗装のせいで)ブルーの部分を塗装しているのがお分かり頂けるかと)

肩装甲は、前面が前後に可動します。
(前方向には気持ち程度の可動ですが)


分解出来ない箇所で触れておきたいのが、
肘の可動範囲です。

肘周りのデザインの都合で、
見映えを取るか、肘関節を伸ばして可動範囲を取るかが迫られてしまう不知火ですが・・・

見映えを取った結果なのか、90度しか肘が曲がらないのはかなり残念なポイントです。




続いて下半身。

上半身、足首、足の甲部分の接続がボールジョイント。
股間部と太ももは丸軸での接続です。




続いて、肩装甲には分解不可能な部分にも可動ギミックがありますので、
そちらを。

先端部が上下に可動し、後部は左右にスライドします。

後部スライドは、
兵装担架を装備後の肩可動に効果を発揮します。





続いて、先に発売された同系機の不知火・弐型から
進化したなぁと思う箇所を。


まず肩装甲の接続ですが、より設定に近いカタチでの接続に。

(多重関節での接続自体は、
 一つ前の新規キットであるスーパーホーネットから採用されてます)

3点の可動部があり、これで”副腕”と呼んでも差し支えないものになりました。



ただ、
”副腕”が再現されて肩装甲の可動範囲が広がったのは良い点なのですが、
肩関節の可動範囲が腕を水平に上げた辺りで限界を迎えてしまうので・・・





もう少し、この副腕について。

スーパーホーネットでは副腕は回転出来なかったのですが、
不知火では回転出来るし、

「もしかしたら、陸上輸送時にトレーラーに積まれる際の姿が再現出来るかも!」

・・・と挑戦してみたんですが、

これが精一杯・・・

メカ本にあるような、肩装甲を完全に機体前面に移動させるのは無理でした。
(本来不要な腕の回転をさせて、ようやくこの位置まで)

あれを再現する為には、副腕にあといくつか可動箇所が必要な様です。


お次は、膝部分。

膝関節上部に、膝を曲げた際に関節をカバーするパーツが追加されています。

これで膝を曲げた際の見映えは、かなりUPしました。


最後は、胸部です。

弐型では胸部・腰部分の可動は、腰のボールジョイントでの可動だけでしたが、
不知火では、胸部ブロックでの前後可動が追加されました。

胸部可動はスーパーホーネットから採用されてますが、
このスケールのキットなら必ず備えていて欲しい箇所だったので、
不知火にも採用されて嬉しい限り。




さて、不知火の本体紹介の最後ということで、
武装関連のギミックを。

肩装甲にある
92式多目的誘導弾システムを装備する為の接続穴は、
カバーを外すと現れます。

(肩上面内部グレーは塗装してます)


92式多目的誘導弾システムの方は、
4月発売の日本帝国軍仕様の不知火に付属してくるので、
横浜基地防衛戦の新旧突撃前衛長の再現は、それまでお預けです。



腰装甲は開閉して、内部には設定通り予備弾倉の造形が。
(弾倉は抜き差し不可)


カバー裏(つや消しクリアー吹いた後がとても汚いですね・・・)含め、
内部は塗装してます。
(未塗装時は、腰装甲と同じ薄い青です)

この予備弾倉まで再現してくれるのは、嬉しい点ですが、
どうせなら、予備弾倉を取り出す為の兵装担架の補助腕も再現して欲しかった!
(腰装甲の開閉だけだと、ポーズ付ける時にこのギミックを活用するのが難しいので・・・)







続いては、付属品。


手首パーツは
握り手、突撃砲の持ち手、長刀/短刀持ち手(2種)がそれぞれ右・左分。
多目的追加装甲の持ち手は左手のみ。
他、既に↑の方で写っている平手が付属しています。


手の平のブラックは要塗装。


武装類。

要塗装は、画像上にマウスカーソルを移動させると表示される赤丸部分です。


多目的追加装甲を除く各種武装については、
武御雷や不知火・弐型と同一仕様ですので、
その辺りは、「不知火・弐型 タリサ機」のページをご覧頂ければと。


そして、今回、新規造形された多目的追加装甲。

裏側も表側同様、未塗装では紫一色なので、
メカ本のイラストを見ながら塗り分けました。

グリップの接続位置は3箇所から選べる方式。
持ち手の凹部とグリップの凸部で固定出来るので、保持力はそれなりにあります。



大きな追加装甲は重くなりがちですが、
指向性爆薬と装甲パーツの一体化等、少数パーツ構成による軽量化が図られているので、
持たせた時の本体各部への負担はそれほどない印象です。

その分、塗りわけはちょっとした手間ですが。


差し替え無しで、打突武器として使用する際の形状に出来ます。




他のノンスケール戦術機キット同様に、
初回生産特典分にはディスプレイスタンドが付属。


3箇所の可動部はネジ止め式なので、プラスドライバーで保持力を調整可能です。

使う時は、股間部のカバーパーツを外してから挿し込む方式。






久しぶりに縦に長くなってしまったので、
続きはこちらで(←クリック)






TOPへ戻る


inserted by FC2 system