リボルテック マブラヴ オルタネイティヴ Series No.003

 
EF-2000 タイフーン ツェルベルス大隊仕様




「――先陣はお任せを――ッ!!!」

(マブラヴ オルタネイティヴ クロニクルズ02 『憧憬』より)



「リボルテック マブラヴ オルタネイティヴ」シリーズ第3弾は、
『マブラヴ オルタネイティヴ クロニクルズ02』収録の『憧憬』での精鋭部隊らしい戦いが
記憶に新しいツェルベルス大隊仕様のタイフーンです。


発売日は、2011年10月1日で
価格は、シリーズ共通価格の税込み2,900円。





では、

まず、パッケージの表と裏から。


パッケージは、シリーズ共通の仕様ですね。

毎回どういった内容になるのか、
ちょっと楽しみにしている裏面上部の文章ですが、今回は

「巨大Mk-57中隊支援砲装備! 西独ツェルベルス大隊機!!」

でした。


<本体>



『A3』では設定画よりもちょっとスマートな体系でしたが、
リボルテックでは力強い体系に。


パッケージ状態で、
跳躍ユニット接続用のとウェポンマウントのリボジョイントは接続済。
(ここでは撮影の為に一旦取り外してます)


股関節ジョイントが、ちょっと気になっちゃいます。



膝下が短めなのに加え、
ボリュームのある胸部前面、大きな肩装甲に前腕の巨大なブレードで
逆三角形なイメージが強調されるのか、
発売前の製品画像ではことさらマッスル体系に感じられたのですが、
実物は想像していたよりもスマートな印象を受けました。









頭部。


3分割されたメインカメラが前方に集中しているので、
『A3』のタイフーンとはかなり違った印象を受けます。


個体差については、
中央のセンサーマストが曲がってくっついてしまってる個体を
結構見かけました。
(私のも通販で購入したものは曲がってしまってたので、グイッとやって修正してます)


塗装制度については、かなり高いのではないかと。
メインカメラ部も綺麗に塗られていましたし。



今回も本体を分解。
(リボルテックジョイントの使用箇所などをご覧頂ければ)


武御雷や不知火・弐型と同様に、
上腕は肩装甲と一体化しています。

肘、胴体、股関節、足首のジョイントがクリック式です。


・・・ということで、可動箇所や可動範囲については
既に発売されている2機種とほぼ同じなので、
”可動ギミックの新鮮さ”というものは特になく・・・
(まぁ、このシリーズに求めるべきではない事だとは思いますが)





前腕部のブレードは前方にスライドします。




他部位の可動範囲については、
後半のポージング画像を参考にして頂ければ。




<オプションパーツ>


平手(左右)以外の手首や武装パーツの付属品です。


 Mk-57中隊支援砲 ×1
 GWS-9 (突撃砲) ×1
 BWS-8 (近接戦闘長刀) ×1
 ガンマウント ×1
 ブレードマウント ×1
 跳躍ユニット(左右)

 握り手(左右)
 武器持ち手(左右)








シリーズ初の欧州機ということもあり、手首パーツも含めて全てが新規造形となっています。

中隊支援砲や突撃砲、ハルバード型の長刀は
どれもプラ製で軽くシャープな出来。

跳躍ユニットは、
武御雷や不知火・弐型のものと違ってPVC製になっていますが、
翼部分がヨレヨレ〜となってしまったりはせず。
PVC製でも、触ると痛いくらいに各所尖っています。



いつもの付属品セットももちろん付いてきます。

 リボコンテナ
 エフェクト付きベース
 ディスプレイスタンド












毎回同じものが付いてくるエフェクトパーツですが、
各製品ごとに特徴があるものだったりすると
(今回なら中隊支援砲の発射エフェクトパーツとか)
嬉しいなと。



ウェポンマウントや跳躍ユニットの接続ジョイントはブラック。




中隊支援砲のドラムマガジンはリボジョイント接続で、
左右に付け替え可能です。



上部の取っ手は前後に可動。
バイポッドはリボジョイント接続での可動です。





そして、
こちらは、ネットショップ「ホビーストック」で購入した場合に貰える
特典の「ディティールアップデカール&ステッカー」。

上がデカールで、下がステッカーです。

右肩の識別番号と、胸部の”ツェルベルス”部隊章という構成で、
識別番号には『The Euro Font』のメインキャラクター3人のものが
始めから用意されています。

32:イルフリーデ・フォイルナー少尉
33:ヘルガローゼ・ファルケンマイヤー少尉
34:ルナテレジア・ヴィッツレーベン少尉

(「ホビーストック」のレポートサイト「シマゾウレポート」の
 「ディティールアップデカール&ステッカー」の使用例より)



貼ってみると、こんな感じに。


当初は遊び易さを考えて、ステッカーを使おうと思っていたんですが、
印刷面が若干弱めで貼り位置の修正が私には至難の業だったので、
(少しずれたので、直そうと指の腹で擦ったら文字が薄くなってしまいまして・・・)
デカールの方を使用してます。

貼った後は、製品に合わせて
半光沢のトップコートを吹きました。


戦術機に(限らずですが)識別番号や部隊章があると、
テンション上がってしまうので、こういう特典は嬉しいです。




付属品説明も終わったところで、
武装を装備。

中隊支援砲はプラ製で軽く出来ていますが、
手首の接続軸は小さく細いので、ちょっとだけ重さに負け気味。



中隊支援砲を持たせた後方支援ポジションの装備仕様だと、
背面のふたつのマウントが埋まるので、不足感の無い姿に。


ただ、『憧憬』での”ツェルベルス”隊員達の装備仕様を再現したいなぁと思うと、
せめて突撃砲とガンマウントがもう1組あれば・・・とやっぱり思ってしまいます。

イルフリーデ機(砲撃支援)には、
突撃砲とガンマウントがあとひとつずつ必要ですし、
強襲掃討ポジション(ブラウアー機等)だと、
ガンマウントひとつに、突撃砲があと3つ必要になっちゃいますしね。




・・・付属品については、毎回「物足りない」と書いてしまってますが、
”価格とコストの折り合い”という私にはわからない事情を一切無視した
「こうだったら、もっといいのにな」という願望レベルで書いてますので・・・







最後はポージング画像で。











各武器共通の持ち手なので
支援砲を構えた時は左手の方に若干無理が生じてしまいますが、
砲身まで真っ直ぐビシっと出来ている長モノは、やっぱりイイですねぇ。











中隊支援砲って、地に足を付けてしっかり構えないとダメなのかと思っていたんですが、
ある程度の技量(ではなくて、かなりの技量かも?)があれば、
空中での射撃でもしっかり当てられる武器だったんですね。





【イルフリーデ】「――ヘルガ後ろに任せてッ!」

【ヘルガローゼ】「――行ったぞルナテレジアッ!」

【ルナテレジア】「――承知いたしましたわ!」




・・・といった風な画像で今回は〆。
(ルナテレジア機は画面外にきっといます・・・)





以上、
(今回はエフェクトパーツもしっかり使いました!)
リボルテック マブラヴ オルタネイティヴ第3弾
「EF-2000 タイフーン ツェルベルス大隊仕様」 でした。



相変わらずよく動きますね。
(・・・第3弾ともなると、
 可動についてはとりたてて書くこともなくなってきます・・・
 武御雷や不知火・弐型とパーツの分割位置もジョイントの配置もほぼ同じなので)

動かしていて気になる点としては、
跳躍ユニットがPVC製になって重くなっているので、
立たせる時のバランス調整がちょっと難しくなっているところでしょうか。


硬質素材の前腕ブレードや爪先・踵のブレードの他
PVC製でもシャープな本体各部に加え、
(触っていると、痛いぐらいです・・・)
プラ製で軽く真っ直ぐな中隊支援砲、
そして、いつも通りよく動く!・・・と満足な出来のタイフーンでした。



全部で何色あるのかはまだわかりませんが、
少なくとも、既に登場している黒・白・赤の発売には期待したいところです。




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