A3 第26弾
 日本帝国斯衛軍82式戦術歩行戦闘機
 
F-4J改 瑞鶴 Type-82C


鶏冠(とさか)付きとは・・・・・・日本のF-4(ファントム)はまるでチキンだな。悪いが狩りを楽しませてもうらぞ」

「おいおい、お手柔らかに頼むよ。そっちは最新鋭機。旧式相手にそう息巻くこともなかろう」

(『TSFIA』 #2より)



早いもので、4thシリーズ完結までもう残り1つ!な
 (なにやら見覚えのある文ですが。25弾の方では素で22弾の事が頭から離れてました・・・)
『A3』シリーズ第26弾は黒い「瑞鶴」。

ホビージャパン連載企画『TSFIA』がデザイン公開の場となった戦術機は多いですが、
この黒い瑞鶴が記念すべき第1号なんですよね。
(あの頃はまだ”Type−82C”は付いてませんでした)
この機体を見てると、当時感じた”新しい戦術機にお目にかかれる機会が増えた喜び”が思い出されます。


価格は、税込み 6,825円です。




<F-4J改 瑞鶴 Type-82C>

登場作品は、
雑誌「ホビージャパン」の連載企画『Tactical Surface Fighter in Action』(略して、TSFIA)。
2008年2月号掲載の#2「Dissimilar Air Combat Training」に登場。


「F-4J 撃震」の改造機。
機体総重量を約20%軽減、運動性・機動性の向上がなされている。
世代は第1世代。

1978年に帝国城内省より
斯衛軍に配備する純国産の専用戦術機の開発を命じられた光菱/河崎/富嶽の3社だったが、
当初「F-4J 撃震」のライセンス生産を開始したばかりの3社は独力での戦術機開発を不可能と判断し、
「撃震」の改修案を提案。
紛糾の末、「撃震」を上回る格闘戦性能の実現を絶対条件に城内省は渋々ながら
これに同意した。
79年に開発がスタートし、81年に試作機完成。
翌年、82式の制式番号と「瑞鶴」の愛称を与えられ、斯衛部隊への引渡しが開始された。

機体色は、「武御雷」同様、紫・青・赤・黄・白・黒の6色が存在し、
黒い”Type-82C”は、帝国斯衛軍に所属する武家出身でない衛士に与えられる標準型。

主席開発衛士(メイン・テストパイロット)は、『トータル・イクリプス』にも登場している「巌谷 榮二」。



では、商品紹介という事で、

まずはいつもの通り、パッケージから。

裏面には恒例の機体説明と主席開発衛士を務めた「巌谷 榮二」の制服姿のイラストが。
久々のキャライラストですね。

ラインナップ紹介は、
日本帝国軍から第8弾の不知火、第21弾の撃震、斯衛軍から第23弾の武御雷 Type-00C
となってます。


<本体>

黒い本体色とオレンジ(というより山吹色かな?)のセンサー部はツヤ消し塗装。
肩・肘などのグレーの部分はメタリックな輝きを放つ塗装が施されています。


塗装品質ですが、ほんの少し粗めな印象。
まぁ、そんなに問題ないレベルかと。




頭部。

形状は他の型と同一です。

後継機の「武御雷」では一般衛士用のC型のみ頭部形状が異なっていて、
武家出身者の機体との外見上の差別化が図られていますが、
「瑞鶴」の頃はまだそういったモノは無かった様ですね。


中央の鶏冠状のパーツは、やや硬めのPVC製。両脇のセンサーマストは軟質のPVC製です。



<付属品>


 92式多目的追加装甲 × 1
 ブレードマウント × 1
 ブレードマウント(空) × 1
 ガンマウント × 2
 ガンマウント(空) × 2
 74式近接戦闘長刀+持ち手(右)
 87式突撃砲+持ち手(左右)
 65式近接戦闘短刀+持ち手(左右)
 握り手(左右)
 跳躍ユニット(左右)


 第23弾でガンマウントの塗装ミス(突撃砲の部分がガンマウント色で塗られていた)
 が修正されましたが、
 今回もちゃんと修正されたモノになってます。









グレーの色合い比較。
 上から、
 第20弾の武器セット
 第23弾「武御雷 Type-00C」
 第26弾「瑞鶴 Type-82C」

 となってます。
 
 瑞鶴のグレーは武器セットとも武御雷とも違いますが、
 瑞鶴に流用するなら、
 赤身の強い武御雷のパーツより、
 武器セットの方が違和感少な目かと。









<可動・付属品の詳細など>


今回、足パーツとA-LOCKの接続軸に塗料が固着してしまっていて、
開封時、足首が横方向に動かない個体が多い様です。
私が購入した2体は共に両足首に塗料の固着がありました。

幸い、固着自体は90℃くらいの熱湯に足首を漬けてやって、十分温めてから
左右に優しくグリグリと回してやれば解消できるモノばかりだったんですが・・・


(というわけで、本来の)
本体やガンマウントを除く付属品の可動等については、
2009LIMITED No.1「F-4J改 瑞鶴 Type-82F」と全く同じなので、
<そちら>(←クリックで)を見て頂ければ。


ガンマウントは今まで通り、可動ギミックなどは無し。


という事で、お次は装備仕様。


まずは一般的な装備仕様で。
(この装備が一般的かどうかは活躍シーンが『TSFIA』のみの機体な為、確証ありませんが、
 「撃震」の改良型ということで撃震と同様の装備が一般的かなと)

87式突撃砲 + 92式多目的追加装甲 + ブレードマウント×1 + ガンマウント×1


一般的な装備仕様から、背部右側のガンマウント×1を外せば、
部隊の隊長機ポジション「迎撃後衛(ガン・インターセプター)」仕様も可能です。



< 強襲掃討 (ガン・スイーパー) 仕様 >

両手に87式突撃砲 + ガンマウント ×2





最後はポージングで。






スタンドは、ハセガワの「フレキシブルスタンド 【ロボット用A】」が相性いいんですが、
股関節がすぐ緩くなってしまうのと、跳躍ユニットが重いのとで
浮かせて飾りづらい・・・
(まぁ、私の中では
 地面に立ってポーズ付けてる方が似合う機体というイメージだし、そんなに気にならないですが・・・)

 



2009LIMITED No.1「F-4J改 瑞鶴 Type-82F」、
2009LIMITED No.2「F-4J改 瑞鶴 Type-82R」と並べて、
京都の激しい戦いを再現してみるのもよいかと。

※ 「74式可動兵装担架システム展開パーツ(前方展開)」は第20弾の武器セットのモノを使用してます。
   (太ももが干渉するので、突撃砲はかなり斜めになってしまってますが・・・)





以上、
A3 第26弾「F-4J改 瑞鶴 Type-82C」でした。


相変わらず見た目以上に全身よく動きます。

この機体の欠点はやはり、
(瑞鶴のページでは毎回書いてますが)
股関節の前後・左右方向への可動部があっという間にヘタってユルユルになってしまうところですね。

まぁ、瑞鶴は
股関節のA-LOCKを腰から引き抜いても、特に問題なく元に戻せるし、
(抜く時は、抜く前に熱湯などで温める事を推奨)
太もも側も同じく熱湯等で温めてやれば結構容易にA-LOCKを抜く事が出来るので、
例えユルユルになってしまったとしても、瞬間接着剤等で簡単に補修出来ちゃいますし、
致命的な欠点というワケではないんですけどね。


後、今回は膝や足首のA-LOCKが赤青の瑞鶴よりも緩めなのが気になりました。
個体差かもしれませんが、特に膝はかなり緩くて、
なかなか重い身体を支えてくれず、ポーズを付けて立たせるのも一苦労でした。



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