A3 2009 LIMITED No.3
 ”XFJ”計画概念実証実験機
 
XFJ-01b 不知火・弐型



―――欲張るんじゃねえぞ、ユウヤッ!!後はアタシに喰わせろって!!
 
(『トータル・イクリプス』 Vol.24より。 ・・・戦闘中のセリフです、念の為。)



2009年夏の『A3』LIMITEDモデルに選ばれたのは、「不知火・弐型 (Phase2)」の2号機。

第22弾が「不知火・弐型 (Phase2)」1号機のデモカラーver.になると発表された当時は、
最初に当サイトで紹介する弐型が、タリサの2号機になるとは夢にも思いませんでした。
(第22弾は、2009年8月15日発売予定)


7月26日に開催された夏のイベント『ワンダーフェスティバル 2009・夏』より販売が開始され、
会場での販売価格は、イベント限定価格の6,800円。

当イベント後にも、
8月15、16日にボークスが開催する『第2回 A3感謝祭』(ボークスSR、通販隊、WEBサイトストアにて開催)、
8月29、30日に幕張メッセにて開催される『キャラホビ2009』
での販売が予定されています。
(A3感謝祭では、税込み 7,140円になると思われます)


また、いつもの通り、アージュファンクラブ会員向け通販にても数量限定販売が予定されています。
(販売開始日等、詳細は未発表)


さて、
「撃震」、「瑞鶴」といった重厚な第1世代機に採用された胸部のA-LOCK可動などの
最新の可動機構を細いフォルムの第3世代機に組み込む、という試みが初めてなされたこの機体、
どの様な仕上がりになっているのでしょうか。


< XFJ-01b 不知火・弐型 (Phase2)

登場作品は、
『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』


雑誌「ホビージャパン」の連載企画 『Tactical Surface Fighter in Action』 (略して、TSFIA)にも、
2009年4月号掲載の#19「The World Worth Fightng For」にて登場。



「不知火・弐型」は、
2001年4月より本格始動した日本帝国軍次期戦術機の日米合同開発計画「XFJ計画」
によって生み出された概念実証実験機。

開発には、光菱・富嶽・河崎の国内大手3社に、
「撃震」、「陽炎」の導入で実績のあるボーニング(旧マクダエル・ドグラム)を加えた4社が参加。

「不知火・壱型丙」の欠点であった稼働時間の短さを解消すべく、
同機をベースに駆動および機関部などの内装系を強化するPhase1改修、
前線での実証試験、実戦試験を経て、外装をMSIP強化モジュールに換装するPhase2改修を完了し、
2001年8月に試作1号機(XFJ-01a)がロールアウト。
遅れて試作2号機(XFJ-01b)もロールアウトし、1号機と共にアルゴス試験小隊に配備されている。

多数の米国製パーツが組み込まれ、米軍の「フェニックス構想」で培われた技術も惜しみなく投入されており、
”不知火を米国技術で一から設計し直した機体”とも。

1号機と2号機では搭載される主機が異なっており、
2号機には、プラッツ&ウィットニー社製「F-133-PW-100」が搭載されている。


搭乗者は、「タリサ・マナンダル」少尉。


そろそろ、商品紹介を。

まずは、いつもの通りに。

裏面には恒例の機体説明と、
作中でこの機体に搭乗する「タリサ・マナンダル」のイラスト。

ラインナップ紹介は、この機体が所属する「アルゴス試験小隊」の配備機、
「ストライク・イーグル」と「アクティヴ・イーグル」となっています。


<本体>

本体色のダークパープルグレー他、全体的にツヤ消し塗装。

本体色の”ダークパープルグレー”という表現については、
 アージュ代表(兼当機体のデザイナー兼その他色々)の「吉宗鋼紀」氏推奨の表現なので、使ってみました)


塗装品質ですが、特に問題なし。
いつも通りのレベルだと思います。


頭頂部、両肩のマーキングはタンポ印刷で再現されています。

左肩の「XFJ-01b」、最後の文字は大文字のB。
(初めて見た時は、「あれ?2号機も肩は”XFJ-01a”なのかな?」などと思ってしまいました・・・)




基の機体である「不知火」の頭部を、より直線的にアレンジした印象を受ける頭部。


頭部のセンサーマスト、サブスポイラーは
どちらも硬い材質のパーツなので、ビシっと真っ直ぐに。

頭頂部のタンポ印刷が傾いてしまってるのが残念です。




<付属品>


 ナイフシース展開パーツ ×1
 ブレードマウントパーツ ×2
 ブレードマウントパーツ(空) ×2
 ガンマウント ×2
 ガンマウント(空) ×2
 74式可動兵装担架システム前方展開パーツ×1組
 74式近接戦闘長刀+持ち手(左右)
 87式突撃砲+持ち手(左右)
 65式近接戦闘短刀+持ち手(左右)
 握り手(左右)
 跳躍ユニット(左右)
 跳躍ユニット接続パーツ(左右)


 武装は全ていつも通り、持ち手と一体。

 武装パーツの可動有無については、
 同一武装が付属するその他の戦術機
 (「武御雷」、「不知火」、「陽炎」、「吹雪」、「撃震」、「瑞鶴」)
 と同じ仕様です。



長刀の2刀流や突撃砲の両手持ちも可能で、ガンマウントの前方展開も可能
とまさに至れり尽くせりな内容ですね。
(足りないのは支援突撃砲ぐらいでしょうか。
 まぁ、搭乗者のタリサに後方支援は似合わないので、私は特に必要ないと思ってます)




「跳躍ユニット」を装備させた姿や武装パーツについては、後ほど。


続いては”新規機体”の恒例コーナー、可動部位の紹介です。


<可動>

関節は、おなじみのA-LOCKと軸接続に加え、
首にボールジョイントが使用されています。


<頭部>

頭部と首がボールジョイント接続。
首と胴体は丸軸での接続です。

上下可動は首と後頭部内側が干渉してしまう為、気持ち程度の可動範囲に。
横方向は必要十分かと。
(左画像 ロールオーバーあり)




<肩・腕>

胴体側、腕側、肩装甲と計3つのA-LOCKが使用されていて、優秀な可動範囲となってます。



上腕ロールも可能。



デザインが近い「不知火」では90度程度にしか曲がらなかった肘も
必要十分な可動範囲に。

もちろん肘もA-LOCK(二重関節)です。


手首はいつも通りに丸軸での接続なので、回転のみ可能。



<胸部>

胸部(というか腰部というか)は、A-LOCK接続なので、
前に屈めたり、後ろへ反らすことが可能。


腹部中央には、ちゃんと黒いパーツもあるので、
後ろへ反らしても見映えを損ないません。

腰はもちろん、横方向へも回転可能です。




<股関節・膝・足首>


腰装甲は、既にデフォルトとなった感のある腰後方での接続。
「吹雪」で採用された金属軸での接続となってます。
膝裏のパーツは取り外し式。



股関節の前後方向、足裏を接地させた状態での横方向への可動はこの程度。



膝は二重関節のA-LOCKで、上・左画像の辺りまで曲げられます。




足首には、肘に使われているモノと同じ二重関節のA-LOCKが採用されていて、
必要十分な可動範囲に。





可動部位を紹介し終えたところで、いつも通り長くなってきたので、
装備仕様等の続きについては、<
こちら>で




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