A3 第29弾
 F−22A
 
ラプター先行量産型



――納得できたか? こいつ(F-22A)は近接戦闘能力も半端じゃねえんだよ

 
(『TSFIA』 #12 より。
   TE本編にはレオン他、インフィニティーズのメンバーがラプターに搭乗した状態での”このページ冒頭に使えそうなセリフ”がまだ無いので、
   TSFIAから使えそうなのを選んでみましたが・・・・・・若干空しい・・・)


『A3』シリーズ第29弾は、
米国のアグレッサー部隊「インフィニティーズ」に配備されている、先行量産型の濃紺の「ラプター」。


この機体が『TSFIA』で発表された当初は、
「LIMITEDのラインナップ入りが妥当かなぁ?」等と思っていましたが、
ひと月後に『トータル・イクリプス』に登場するやいなや、あっという間にストーリー展開上の重要な存在になり、
私の中では通常ラインナップ入りも納得出来る機体となっていました。



価格は、税込み 6,825円。
発売日は、2009年10月31日です。


<F-22A ラプター先行量産型>

登場作品は、
雑誌「ホビージャパン」の連載企画『Tactical Surface Fighter in Action』(略して、TSFIA)
2008年11月号掲載の#12「The tyrant's accession to the throne」と、
『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』。


米国陸軍のATSF計画で開発された「F-22A ラプター」のEMDフェイズ2(先行量産型)。
F-22量産化の際に試作型(YF-22)で指摘された欠点は全て改修されており、
実戦に耐えうる信頼性は十分に確保されている。

当初、この機体は試験評価戦闘団にのみ配備される予定であったが、
対ステルス戦術の早期確立を図る米国国防省の思惑により、
米国陸軍第65戦闘教導団「インフィニティーズ」にも配備された。

同部隊に配備された機体には、当時新開発された濃紺色の電波吸収塗料が使用されており、
外観上最大の特徴となっている。


搭乗者は、
インフィニティーズ所属の小隊指揮官 キース・ブレイザー中尉ほか、
レオン・クゼ少尉、シャロン・エイム少尉、ガイロス・マクラウド少尉など。



初出はTSFIAですが、現在はTEの登場機体というイメージの方が強いですね。




いつもの通り、パッケージから。


裏面には恒例の機体説明と、インフィニティーズの衛士レオンとシャロンのイラスト。

ラインナップ紹介は、第19弾の「ラプター」と第24弾の「N22YX」というラプター尽くしに。


箱には今までのキャンペーン応募で使用していたのと同じモノが付いてます。
(5thシリーズ開始前に発表も無かったので、第27,28弾では全く気にしてませんでしたが・・・)
まぁ、4thの海神キャンペーンもまだ終了してませんし、シリーズを限定しないキャンペーン(もしあれば、ですが)に使えるという事で
とりあえず付けてるってところでしょうか。



<本体>

濃紺の本体色、水色のセンサー色他、塗装は全体的にツヤ消しですが、
本体色の濃紺とグレーは微量の金属粒子により、金属感が演出されています。

う〜ん・・・濃紺のラプターもまたいい感じですねぇ。




”初のラプター”こと第19弾の「ラプター」には、
これからの『A3』の塗装に関してかなりの不安を抱いたものですが、それも今は昔ですね。
膝の塗りわけなども特に問題ないですし、塗装の品質は良好なのではないかと。


頭部は試作型(YF-22)と同形状の両端の小翼が長いタイプ。
右肩前面には、インフィニティ(=無限大)の記号”∞”を模したチームエンブレムがタンポ印刷で再現されています。




試作機や制式採用機と。

まさか4種のカラーバリエーションになるとは、ラプターを知った当初は思いもしませんでした。

思い入れのある制式採用カラーももちろんいいんですが、
カラーリングで好みなのは、試作2号機(N22YF)と今回のインフィニティーズです。




<付属品>



 ・跳躍ユニット 1組
 ・跳躍ユニット接続パーツ 1組
 ・AMWS-21戦闘システム+持ち手(左右)
 ・ガンマウント 1組
 ・ガンマウント(空) 1組
 ・握り手(左右)
















今回も、近接戦闘短刀「CIWS-2」は付属せず。
(当ページ冒頭のセリフを空しく感じてしまうのは、この為です)

米軍の教導部隊であるF-15Eの2個小隊を、近接格闘戦で、しかもたったの2機で破った機体、
というエピソードを持つこの濃紺のラプターには、TSFIA登場時の短刀を構えたイメージもかなり強いだけに、
是非とも頑張って付けて欲しかったのですが・・・。


そんな毎度寂しく思ってしまう”ラプターの付属品”ですが、
今回はサプライズな付属品が。

久々に付属のナンバリングシールです。

(シールを綺麗に撮るのが難しい・・・)

TEに登場している
キース機、レオン機、ガイロス機、シャロン機を再現する為の左肩装甲の識別番号に加え、
TSFIA登場時の画像で施されていた左肩、左腰装甲の識別番号と左胸部の米軍マークもあり。

A3公式サイト等で発表されている付属品には記載されていなかったし、
雑誌等でもこのシールについては記述が無かったので、
これは本当に嬉しい驚きでした。
(識別番号を貼ると、引き締まって一層いい感じになるんですよね)



<可動・付属品の詳細など>

配色と頭部形状の違い以外は、第19弾「ラプター」と全く同じなので、
そちら<⇒ こちらです>を見て頂ければ。




AMWS-21戦闘システムを装備した姿など。

左肩にシールを貼って、レオン・クゼ少尉機にしてみました。
(シールにはいつも通り、貼った後で水性のツヤ消しトップコートを吹いてます。
 正しい方法なのかは”?”ですが、周囲とも多少は馴染みますし、光の反射も抑えられます)






最後は、いつも通りポージング画像で。











『TE』劇中でこの機体と対峙していて既に商品化されている機体、
という事で、同時発売の第30弾の殲撃10型と。

不意に後ろを取られて驚く殲撃10型をイメージして撮ってみたんですが。
まぁ、実際には、こんなに接近するまで感知されないって事はないでしょうね・・・
(なかなかステルス機の優位性を表現するのって難しい。そして手前の殲撃もボケずに撮るのが難しい・・・)

短刀があると、近接格闘戦の画にも挑戦出来るんですけど、残念ながら。






以上、
A3 第29弾「F-22A ラプター先行量産型」でした。


濃紺のラプターもまたカッコイイですね。
金属感のある塗装表現に、”特殊な塗装を施された機体”というのが感じられていいです。

最近の機体では標準装備となった感のある腹部の上下可動こそありませんが、
相変わらず「ラプター」は惚れ惚れしてしまう造形と、かなり優秀な可動を誇るだけに、
やはり近接戦闘短刀が付かない事だけが悔やまれてなりません。
識別番号等が再現出来るシール付属はとても嬉しかったのですが。
(箱を開けるまで付いてるとは全く思ってなかっただけに、尚更そう思ってしまうのかも)



しかし、第19弾発売当時に感動したラプターの優秀な可動も、
胸部の上下可動がない事になんだか物足りなく思えてしまってる自分がちょっと・・・

慣れって怖いです。



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