A3 2009 LIMITED No.06
 
F−16
 
ファイティング・ファルコン




2009年もLIMITEDモデル2種で締め括るこことなった『A3』ですが、
そのひとつ目は、”LWTSF計画が生んだ獰猛なる隼”こと、「F-16 ファイティング・ファルコン」の米軍仕様機です。

もしもF-16が商品化されるなら、
『トータル・イクリプス』に縁のあるトルコ軍仕様か国連軍仕様が最初になるのかな?などと
なんとな〜く思っていたのですが、まさかまさかの米軍仕様での登場でした。


12月29日より開催の年末イベント『コミックマーケット 77』より販売が開始され、
会場での販売価格は、イベント限定価格(税抜きになってます)の6,500円。

当イベント後にも、
年始のボークス開催イベント『New Kit Exihibition 2009』(ボークスSR、通販隊、WEBサイトストアにて開催)、
での販売が予定されています。
(こちらでは、税込み 6,825円になると思われます)

また、
いつもの通り、アージュファンクラブ会員向け通販にても数量限定販売が予定されています。
(販売開始日等、詳細は未発表)




< F-16 ファイティング・ファルコン >

米軍仕様の登場作品は、特に無し。
(2010年1月現在)

ゼネラルダイノミクス社が開発した第2世代戦術機。

1980年代、対BETA戦力の刷新を急ぐ米軍にとって、
F-14及びF-15の調達コストは大きな障害となっており、
これを受けて米国国防省は「Hi−Low−Mix」構想を策定。
安価で高性能な第2世代機開発の技術研究目的で進められていた
LWTSF(Light Weight Tactical Surface Fighter)計画を
実戦機開発へ格上げし、ごく短期間で同機を実戦配備に漕ぎ着けた。

同機は、
小型機の宿命的欠点である低い冗長性を補って余りある機動・運動性能と
コストパフォーマンスの高さが評価され、F-5だけでなく、F-4の代替機として
多くの国々に制式採用されている。



遂に登場作品が無いままに商品化される機体が登場。
こういう機体が商品化されるとなると、またシリーズ展開に新たな可能性が感じられて、
イイですねぇ。



そろそろ商品紹介という事で、まずはいつも通りに。

裏面には恒例の機体説明と、ラインナップ紹介。

箱には通常、登場作品ロゴが入っていますが、
登場作品の無いこの機体は『マブラヴ オルタネイティヴ』ロゴとなってます。

ラインナップ紹介は、通常ナンバーの全米軍機(第9、10、19、24、25、29弾)に。



<本体>

本体色のブルーグレー、センサー部の薄めのイエロー他、
全体的にツヤ消し塗装。
グレー部は金属感のある塗装に。

”力強さ”より”疾さ”を感じさせるデザインで、ファルコン(=隼)という名称からくるイメージともしっくりと。


塗装品質ですが、少々粗い印象。
グレーの塗料汚れが所々目立ちます。




米軍機らしい頭部。



カッコよく立体化するのはとても難しいデザインだと思うのですが、
とてもカッコよく立体化されてると思います。




<付属品>


 ガンマウント ×2
 ガンマウント(空) ×2
 WS-16C +持ち手(左右)
 CIWS-D1+持ち手(左右)
 握り手(左右)
 跳躍ユニット(左右)
 跳躍ユニット接続パーツ(左右)


 武装は全ていつも通り、持ち手と一体。

 ガンマウントについても、いつもの仕様です。
 特に可動ギミック等はありません。









付属武装については、
突撃砲、短刀がそれぞれ両手分という米軍仕様機の標準的な内容といったところかと。


そして、A3公式サイトの商品説明等では記載されていなかったのですが、
今回もナンバリングシールが付属。

右肩用の白い米軍マーク2枚(うち1枚は予備)の他、
サイズの違う米軍マークや英数字が2種の文字サイズで付属しています。



「跳躍ユニット」を装備させた姿や武装パーツについては、後ほど。


続いては”新規機体”の恒例コーナー、可動部位を
既に発売されているF-16派生機の殲撃10型(第30弾)との比較なども交えつつ紹介。


<可動>

関節は、おなじみのA-LOCKと軸接続に加え、
首にボールジョイントが使用されています。


<頭部>

胴体と首、首と頭部がそれぞれボールジョイント接続です。

(画像ロールオーバーあり)


左右の可動範囲も良好。


<肩・腕>

胴体と肩、肩と腕の接続にA-LOCKが使用されています。
(殲撃10型の様な肩装甲のみの独立可動は無し)



肩装甲前面は上方へ多少可動します。

このギミックは、
肩装甲内側のスペースが狭いデザインゆえに、どうしても狭くなってしまう上腕ロールの範囲
を広げる為に仕込まれたモノ。

上腕を前方内側へロールさせると、すぐに肩装甲内側に干渉してしまうのですが、
肩装甲を上方へ逃がす事で干渉がなくなり、ロール範囲が広がります。



肘はA-LOCKの二重関節で十分な可動範囲に。



手首はいつも通りに丸軸での接続なので、回転のみ可能。




<胸部>


胸部は、A-LOCK接続での前後可動あり。
前に屈めたり、後ろへ反らすことが可能。


前後共に1クリックずつ、といったところ。


腰ももちろん左右へ回転可能です。


ちょっと腰に挿し込むA-LOCK軸の固定が甘く、上半身が抜けやすいのがたまにキズ。
(ここは個体差があるかもしれません)

抜けやすい時は、腰側の穴に瞬間接着剤を塗布する等して、
抜けにくくしちゃいましょう。



<股関節・膝・足首>


腰装甲は、腰後方での接続。
(殲撃10型同様、コンパクトなデザインで、太もも上部に干渉してしまうので、
普通に立っている状態ではあまり上方へ動かず)


膝裏パーツは殲撃10型同様に、太ももと一体化した仕様。
膝を曲げる際も取り外す必要はありません。

今後はこの仕様の機体が増えていくのかもしれませんね。



太ももは前・横にこの程度可動します。膝の可動範囲は左画像で。



殲撃10型と同じく、股関節のA-LOCKに武御雷と同サイズのもの(不知火や不知火・弐型より1サイズ大きい)
が使用されているので、股関節の安定感は抜群です。



足首は、一重関節のA-LOCKが採用されています。

ここはデザインの都合もあって、後方へはちょっと狭い可動範囲になってしまってます。





可動部位を紹介し終えたところで、いつも通り長くなってきたので、
装備仕様等の続きについては、<
こちら>で




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