A3 2010 LIMITED 04
 F-16A
 
ファイティング・ファルコン

 
トルコ陸軍第94戦術機甲大隊所属機



「―――ここは我々が制圧する。貴官達は戦域から離脱しろッ!」

 (『TSFIA』 #13 より)



2010年の『A3』LIMITEDの4機体目に選ばれたのは、
トルコ共和国陸軍で初のF-16A配備部隊となった精鋭部隊”コブラ”こと、
第94戦術機甲大隊仕様のファイティング・ファルコン。

『トータル・イクリプス』のいぶし銀代表、
アルゴス小隊指揮官 イブラヒム・ドゥール中尉が
トルコ陸軍時代に搭乗していた機体として知られる機体です。


ボークス主催イベント『ホビーラウンド』の1周年を記念して企画された商品で、
No.03の白いタイフーンと同時に受注開始。
ただ、同時発売というわけではなく、
当初よりタイフーンよりひと月後ろの6月発売が予定されていました。


価格は、 税込 6,825円。
発売日は、2010年06月26日です。



< F-16A ファイティング・ファルコン トルコ陸軍第94戦術機甲大隊所属機>

登場作品は、 雑誌「ホビージャパン」の連載企画『Tactical Surface Fighter in Action』(略して、TSFIA)
2008年12月号掲載の#13「Battle of Rhodes」


「ファイティング・ファルコン」は、
1986年に米国のゼネラルダイノミクス社が開発した第2世代戦術機。

1980年代、対BETA戦力の刷新を急ぐ米軍にとって、
F-14及びF-15の調達コストは大きな障害となっており、
これを受けて米国国防省は「Hi-Low-Mix」構想を策定。
安価で高性能な第2世代機開発の技術研究目的で進められていた
LWTSF(Light Weight Tactical Surface Fighter)計画を
実戦機開発へ格上げし、ごく短期間で同機を実戦配備に漕ぎ着けた。

同機は、
小型機の宿命的欠点である低い冗長性を補って余りある機動・運動性能と
コストパフォーマンスの高さが評価され、F-5だけでなく、F-4の代替機として
多くの国々に制式採用されている。

トルコ陸軍では1991年からF-16Aが配備され、
ベテラン衛士で編成された精鋭部隊・第94戦術機甲大隊(通称:コブラ)などに
よって運用された。




では、商品紹介を。

まずはパッケージから。


裏面にはいつも通りの機体説明と、
トルコ陸軍所属時にこの機体に搭乗していた「イブラヒム・ドゥール」のイラスト。
(階級も、トルコ軍時代の”大尉”になってます)


ラインナップ紹介は、
F-16の派生機、第30弾の「J-10 殲撃10型」となってます。



<本体>

塗装は、
本体色、センサー部など全般的にツヤ消しです。
(肩付け根、スラスター部などのグレー部分は、キラキラとした金属表現に)
濃紺のボディにワンポイントの赤いラインが目を引きます。






右肩のトルコ軍所属機を表すマーキングはタンポ印刷。
腰装甲の赤いラインも綺麗に入ってます。




塗装精度は、かなり良好だと思います。



米軍仕様機と。

(米軍機は、各所スミ入れ済のモノです)

濃い本体色のトルコ軍仕様機の方が、より精悍な印象を受けます。

初めて見たF-16はトルコ軍仕様機の方だったので、
個人的にはファルコンは、トルコ軍仕様機の方が色的にしっくり来ます。
(鳥の”インプリンティング”の様な機能を備えた脳だなぁと、我ながら思う事もしばしば・・・)




<付属品>



 ガンマウント ×2
 ガンマウント(空) ×2
 WS-16C +持ち手(左右)
 CIWS-D1+持ち手(左右)
 握り手(左右)
 跳躍ユニット(左右)
 跳躍ユニット接続パーツ(左右)


 武装は全ていつも通り、持ち手と一体。

 ガンマウントについても、いつもの仕様です。
 特に可動ギミック等はありません。







付属品は、米軍機の一般的なモノと同内容といったところで、
不足感はありません。


シールも付属しています。

(識別番号シールが付属してると凄~く嬉しい反面、
 複数買ってしまいたくなって困ります・・・)

シールの構成は
左肩に貼る識別番号と、
跳躍ユニットに貼る第94戦術機甲大隊の通称でもあるコブラのマーク。


さて・・・
『TSFIA』登場時のイブラヒム機(第2小隊の隊長で、コールサインはコブラ5)に
したいんですが・・・・・・う~ん、どれを貼ればいいんでしょう?

今回は、他の機体に付属しているシールには書いてある事が多い”何番が誰々”
というのが書いてないんですよね。


仕方がないので、
トルコ軍仕様機の設定画イラストの左肩にある”94-0080”を貼ろうかな・・・




<本体・付属品の可動など>


本体・付属品の可動などは、
既に紹介済みの
「2009LIMITED 06 F-16 ファイティング・ファルコン」と同じなので
そちら<⇒コチラです>をご覧下さい。




お次は、武装を装備した姿など。
(米軍仕様機との比較で既に画像出ちゃってますが)



フル装備よりは、こっちのシンプルな方が好きです。


フル装備







最後はポージング画像で。



使用しているディスプレイスタンドは、ハセガワの「フレキシブル・スタンド 【ロボット用A】」。

今回は使用していませんが、バンダイの「アクションベース 1」との相性も良いです。







・・・う~ん、
なんだかポージング画像がバリエーションに乏しくなってしまいました。
(50体以上も戦術機を撮ってると、「これは前に何かの機体で取らせたことあるなぁ」と
 感じてしまうポーズばかりになってしまって、
 載せるのに抵抗を感じて、結果的に枚数が少なくなりがちです・・・)


ここは後日、
スミ入れ&肩や跳躍ユニットに付属シールを貼ったモノを使って、
もう少し頑張ってバリエーションを増やしておきたいな、と・・・・・・




以上、
A3 2010LIMITED 04
「F-16A ファイティング・ファルコン トルコ陸軍第94戦術機甲大隊所属機」
でした。


気になるのは足首が若干フニャフニャしてる事ぐらいで、
可動は必要十分。相変わらずF-16系の機体は凄く弄りやすいです。



「F-16系は、A3シリーズの優等生」

そんな風に思ってしまう程、
F-16系の機体は安心して手を出せるレベルで品質が安定してるなぁと思います。





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