A3 2010 LIMITED 06
 
 
ラファール
 

  ドイツ・フランス連合旅団 フランス陸軍第13戦術竜騎兵連隊  第131戦術機大隊
  ベルナデット・ル・ティグレ・ド・ラ・リヴィエール少尉搭乗機



「例えば私は―――常に一振りの剣でありたい。
 その為の戦術機こそ、この大地(フランセーズ)に生まれた刃―――ラファールなのよ」


 (『TSFIA』 #23 より)


夏LIMITEDの2つ目は、
月刊誌ホビージャパンにて展開中の『The Euro Front』登場機体からタイフーンに続いての商品化となる、
フランス軍の第3世代戦術機「ラファール」。

この機体が掲載された『TSFIA』を初めて見た時は、
まず始めに搭乗者のイラスト(主に容姿)にビックリしてしまい、
次いでタイフーンとは似て非なる機体デザインや、特徴的な長刀の形状にひと目惚れ、
そして、最後に搭乗者の名前に思わずニヤリ。
(サッカー好きでスペイン語をよく目にしていなかったら、私は気付けなかったかもしれません)
・・・と、いつも以上に楽しい『TSFIA』ページだった憶えがあります。


こちらは、
2010年7月25日(日)開催の真夏のイベント『ワンダーフェスティバル2010[夏]』会場にて先行受注。
後にアージュファンクラブ会員専用の通販受付(受注期間終了前に売り切れてましたね)を経て、
8月29日、30日のイベント『キャラホビ2010』会場で現物を販売。
ワンフェス会場受注分についてはキャラホビ初日から受注時に指定した方法(郵送 or 全国のボークスSRで受領)での受渡し開始
・・・と例年にはない形式での販売となりました。

もちろん、関東限定イベントでの先行販売後には全国のユーザーに向けての
各ボークスSR、ホビースクエア京都、通販隊、ボークスWEBサイトストアでの販売が予定されていて、
そちらはキャラホビの1週間後、9月4日〜5日開催のボークスイベント『VOLKS ALL THAT'S HOBBY 13』
が販売の場となっています。

価格は 7,560円。
(ワンフェスでの受注時はイベント価格の税抜き7,200円)



< ラファール >

登場作品は、
雑誌「ホビージャパン」の連載企画『Tactical Surface Fighter in Action』(略して、TSFIA)にて展開中の『The Euro Front』

2010年9月現在、以下の3話に登場しています。
2009年 8月号掲載のTSFIA#23 『The Euro Front』#4 「Fresh Breeze Strikes!」
2009年12月号掲載のTSFIA#28 『The Euro Front』#6 「Fire Discipline」
2010年 8月号掲載のTSFIA#36 『The Euro Front』#8 「Natural-Born Gunslingers」



「ラファール」は、フランスのダッスオー社が開発した多任務第3世代戦術機。

1985年に要求仕様の食い違いと開発遅延を理由に
『ECTSF(European Combat Tactical Surface Fighter)計画』から脱退したフランスは、
独自次世代機の開発に着手した。

世界的な戦況の悪化に伴い、
開発リソースがミラージュシリーズの改良に転用されるなどの紆余曲折を経て、
1994年に試作1号機がロールアウト。
1998年にECTSF計画機である「EF-2000 タイフーン」に先駆け、
実戦部隊運用が開始された。

他の欧州機と同様、肩部、腕部のカーボンブレードをはじめとする固定兵装や
トップヘビー型の長刀など、近接格闘戦能力を重視した本機の性能は非常に高く、
EF-2000と共に、欧州を代表する高性能第3世代機として並び称されている。


搭乗者は、「ベルナデット・ル・ティグレ・ド・ラ・リヴィエール」少尉など。





では、そろそろ。

まずはパッケージから。


裏面には恒例の機体説明に加え、
この機体の所属する「フランス陸軍第13戦術竜騎兵連隊第131戦術機大隊」の部隊章イラストと、
この機体の衛士「ベルナデット・ル・ティグレ・ド・ラ・リヴィエール」少尉のイラスト。

”スペイン語だとティグレは○○の意。・・・・・・後はわかるな”な名前と容姿を持つこのキャラクター。
(余談ですが、最初にティグレの意味を知ったのは初代サカ○くでした)

『The Euro Front』8話中、既に3話に登場と、
第1話に登場したメインキャラクター3人のうち、主人公を除く2人(いや、1人かな?・・・ルナテレジアは今何処)を
圧倒する活躍ぶりで、流石は主人公の好敵手といったところ。

ラインナップ紹介は、その主人公の現在の搭乗機
第32弾のタイフーンでした。



<本体>

本体色のパープルグレー、グリーンのセンサー部の塗装は光沢あり。
前腕部などのグレー部は金属感のある塗装となっています。

珍しく、パッケージ状態の手首は握った状態の方でした。
(細かい、かつどうでもいい事ですが、シリーズ初なのではないかと・・・)


塗装精度は良好。
最近の『A3』の中では、一番綺麗に塗装されているのではないでしょうか。


この機体の衛士ベルナデットのパーソナルマークである薔薇のマークは、タンポ印刷で再現。

こちらも綺麗に印刷されています。



額にあたる部分の小翼が特徴的な頭部。

(小翼と太くなってしまってるスミイレのせいか、若干昆虫っぽくも・・・)

頭頂部のセンサーマストはPVC製ですが、硬めでヨレることもなく。



<付属品>



 ブレードマウント ×1
 ブレードマウント(空) ×1
 ガンマウント ×2
 ガンマウント(空) ×1
 フォルケイトソード +持ち手(左右)
 FWS-G1 +持ち手(左右)
 開き手(左右)
 跳躍ユニット(左右)
 跳躍ユニット接続パーツ(左右)


 武装は全ていつも通り、持ち手と一体。











シールも付属。

右肩装甲用の仏軍マーク ×2
左肩装甲用のベルナデットの識別番号「01-06」 ×2

初登場時は、01-06
2回目の登場時は、01-04
(3回目は構図的に見えませんでした)
と異なる番号で登場しているベルナデット機ですが、
商品では初登場時の番号が選ばれた模様。



武装パーツや「跳躍ユニット」を装備させた姿については、後ほど。


続いては”新規機体”の恒例コーナー、可動部位の紹介を。


<可動>

関節は、おなじみのA-LOCKと軸接続に加え、
首にボールジョイントが使用されています。


使用されているA-LOCKの種類・配置が基本的に「タイフーン」と同じ、
という仕様となっています。


<頭部>


胴体と首、首と頭部がボールジョイント接続となっています。


左  : 下方向への可動。
中央 : 頭部と首のボールジョイントを使った上方向への可動。
右  : 全力で上方向へ。
     (頭部と首のボールジョイン可動トに加え、首と胴体のボールジョイント可動も使った状態)

下方向へはデザインの都合であまり動かせませんが、
上方向はシリーズ最高ともいえる可動範囲に。



左右の可動範囲の方は、デザインの都合でちょっと狭いです。




<肩・腕>

胴体と肩、肩と腕の接続に一重関節のA-LOCKが使用されています。
(肩装甲のみの独立可動はせず)



肩の付け根で前後に肩を振る事も可能。




上腕ロールあり。



肘は二重関節のA-LOCK。



手首はいつも通りに丸軸での接続なので、回転のみ可能です。



<胸部>


胸部は、A-LOCK接続での前後可動あり。

前には2クリックほどで、後ろには1クリックほど。

同じ関節機構を持つタイフーンでは後ろに反らす事は不可能だったので、
この素直な可動が嬉しいです。


上半身と下半身を繋ぐA-LOCKは逆L字に曲がった状態となっているので、
上半身を左右に傾ける事が可能です。




腰は下半身との繋ぎ目で左右へ回転。

干渉するモノも特にないので、その気になれば真後ろまで。




<股関節・膝・足首>


腰装甲の接続部は腰後方。接続には金属の棒が使用されています。

今回、ちょっとこの腰装甲接続がユルかったです。



膝裏パーツは取り外し式で、膝を曲げる際には取り外す必要があります。



太ももは前・横にこの程度可動します。膝の可動範囲は左画像を参考に。


膝裏パーツ取り外し式なので、膝の可動範囲が優秀ですね。




足首は、一重関節のA-LOCKが採用されています。




横方向へはこの程度です。






いつも通りに長くなってきたので、
装備仕様等の続きについては、<こちら>をご覧下さい。




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